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にじいろ。

第24章 サクラ咲ケ。

和也「んっ…親不孝者、って…ぁっ…!言われ、ちゃう…よ…?」



ホントは嬉しいのに。



雅紀「そんなことないって」



深く繋がりながら
まーくんが言う。



雅紀「かずだってわかってるでしょ?
母ちゃんがそんな風に思ってないこと。」



でも
申し訳ないって気持ちは拭えないもん。
…俺のせいで、って思っちゃうもん…。



和也「ぁっ、ぁっ…!まーく、激しっ…!」


まーくんが深く突いて
身体の芯を揺さぶる。


雅紀「かずは変なこと考えなくていーの。
俺を好きな気持ちでいっぱいになってて?」


和也「…ん。…ぁ、」



優しいキスが降ってきて
俺は夢中で舌を絡めた。


ネガティブな思考を忘れさせて。
まーくんの愛で
俺をいっぱいにしてよ。


雅紀「はっ…ぁ、かず…」

和也「んっ…ぁぁっ…雅紀っ!」


雅紀「かず…!俺、もうっ…」


和也「一緒にっ…」


雅紀「イクよ…?」


和也「ぁ、ぁ、ああっ…! イクっ…!」



まーくんの二度目の熱を身体で受け止めながら
大きな手の中に
俺も同時に熱を吐き出した。



雅紀「はぁっ…はぁっ… かず…愛してるよ…」

和也「俺もっ…愛してる。まーくん…」


額に張り付いた前髪をスッとかき上げながら
もう一度チュッとキスをして
まーくんの胸に抱かれて眠った。










翌日
眠そうに欠伸していた俺とまーくんが
『お前ら、やりすぎ(笑)』
って潤くんにツッコまれたのは言うまでもない(笑)

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