にじいろ。
第25章 赤と青のフォトブック。
〜 翔Side 〜
触れ合った唇がゆっくり離れていくと
智くんが部屋の電気をつけに行って
戻ってきた時には赤と青の二冊のアルバムを手にしていた。
智「これ、誕生日プレゼント。受け取ってくれる?」
赤い方のアルバムを智くんから受け取った。
あの時の写真をアルバムにしてくれたんだとわかって
胸に熱いものが込み上げてくる。
智「こっちの青い方はね、俺のなの。
中身はおんなじだよ?
二冊作ったんだ」
翔「もらっちゃっていいの?
ありがとう、智くん。
中、見てみてもいい?」
ニコッと笑って頷くから
そっとページをめくる。
翔「アルバムじゃなくて、フォトブックなんだ」
一枚目には、スマホの待受けにした、レインボーローズの花びらに埋もれた二人の繋がれた手の写真。
次のページをめくると
翔「ぷはっ!」
いきなり、俺のチェンジペガサスの写真。
左から
正面から
右から
背後からと
チェンジペガサスの写真が続いて。
翔「もうっ!こればっかじゃん!(笑)」
あははと笑う智くんに
俺も釣られて笑みが溢れる。
翔「わぁ…これ、所長さんが?」
智「うん。翔くんのこと、イイ表情してるって。
俺のこともね。」
レインボーローズを挟んで
見つめ合う俺と智くんの写真の雰囲気が
恥ずかしいほど“恋人感”を醸し出していた。
触れ合った唇がゆっくり離れていくと
智くんが部屋の電気をつけに行って
戻ってきた時には赤と青の二冊のアルバムを手にしていた。
智「これ、誕生日プレゼント。受け取ってくれる?」
赤い方のアルバムを智くんから受け取った。
あの時の写真をアルバムにしてくれたんだとわかって
胸に熱いものが込み上げてくる。
智「こっちの青い方はね、俺のなの。
中身はおんなじだよ?
二冊作ったんだ」
翔「もらっちゃっていいの?
ありがとう、智くん。
中、見てみてもいい?」
ニコッと笑って頷くから
そっとページをめくる。
翔「アルバムじゃなくて、フォトブックなんだ」
一枚目には、スマホの待受けにした、レインボーローズの花びらに埋もれた二人の繋がれた手の写真。
次のページをめくると
翔「ぷはっ!」
いきなり、俺のチェンジペガサスの写真。
左から
正面から
右から
背後からと
チェンジペガサスの写真が続いて。
翔「もうっ!こればっかじゃん!(笑)」
あははと笑う智くんに
俺も釣られて笑みが溢れる。
翔「わぁ…これ、所長さんが?」
智「うん。翔くんのこと、イイ表情してるって。
俺のこともね。」
レインボーローズを挟んで
見つめ合う俺と智くんの写真の雰囲気が
恥ずかしいほど“恋人感”を醸し出していた。