にじいろ。
第25章 赤と青のフォトブック。
智「照れんね、こーゆーの。」
智くんがポリポリと頭を掻く。
翔「ありがとう。ホントにありがとう、智くん…」
智くんの愛がたくさん詰まったフォトブックを
胸に抱きしめた。
翔「大事にするね。一生の宝物にする。」
智「うん。俺も大事にする。
このフォトブックも、翔くんのことも。
一生大事にするよ。
もー、泣かないの。」
嬉しくて
幸せで
自然と温かい涙が零れ落ちた。
智くんがそれをそっと指で拭ってくれる。
翔「俺でいいの…?」
智「翔くんがいいの。
翔くんじゃなきゃダメなんだよ?」
智くんの細くて長い指が
俺の髪をサラリと撫でた。
智「この先…翔くんが大学に進学して
離れ離れになったとしても
俺はずっと、翔くんだけを想ってるから。
いつか、一緒に暮らせるように…俺、頑張って立派なカメラマンになるから。
その時は…迎えに行くから。
必ず、行くからね」
それは
強い意志を感じさせる、智くんの心からの言葉だった。
翔「うんっ… うんっ…」
涙で言葉にならなくて
ただただ、頷くことしかできない俺を
智くんは優しく抱きしめてくれた。
智くんがポリポリと頭を掻く。
翔「ありがとう。ホントにありがとう、智くん…」
智くんの愛がたくさん詰まったフォトブックを
胸に抱きしめた。
翔「大事にするね。一生の宝物にする。」
智「うん。俺も大事にする。
このフォトブックも、翔くんのことも。
一生大事にするよ。
もー、泣かないの。」
嬉しくて
幸せで
自然と温かい涙が零れ落ちた。
智くんがそれをそっと指で拭ってくれる。
翔「俺でいいの…?」
智「翔くんがいいの。
翔くんじゃなきゃダメなんだよ?」
智くんの細くて長い指が
俺の髪をサラリと撫でた。
智「この先…翔くんが大学に進学して
離れ離れになったとしても
俺はずっと、翔くんだけを想ってるから。
いつか、一緒に暮らせるように…俺、頑張って立派なカメラマンになるから。
その時は…迎えに行くから。
必ず、行くからね」
それは
強い意志を感じさせる、智くんの心からの言葉だった。
翔「うんっ… うんっ…」
涙で言葉にならなくて
ただただ、頷くことしかできない俺を
智くんは優しく抱きしめてくれた。