にじいろ。
第26章 輝かしい未来へ。
バスルームを出ると
脱ぎ散らかしたはずの俺の服が無くなっていて
その代わり真っ白なバスローブが置かれていた。
男「随分長かったな。
何か飲むか?」
和也「…それでいい。
それ、ちょーだい。」
小さなグラスに入ったソレを飲み干した。
和也「ぐぁっ… ゲホッ! ゲホッ!」
喉が焼けるように熱かった。
男「ウオッカだぞ?
一気する奴があるか。
お子ちゃまはこれでも飲んでろ」
投げ渡されたフリードリンクのペットボトルの水を
ゴクゴクと飲み干した。
和也「シャワー…浴びないの?」
男「あぁ。俺はいい。
腹減ってないか?」
和也「そんなことより…」
フワフワする…
あの強い酒のせいか。
和也「抱いてよ。
その為に俺を買ったんでしょ…?」
ソファーに座るその人の上に跨がって
首に腕を回した。
和也「…好きにしていいよ。
メチャクチャにしてよ…」
何もかも忘れるくらいに。
まーくんと過ごした日々も
楽しかった思い出も
全て夢物語だった
そう思えばいい。
その人は俺を抱き上げた。
抱き上げてそのままベッドに沈められた。
自らバスローブの紐に手をかける。
男がその手を止める。
男「目ぇ瞑れよ」
俺は静かに目を閉じた。
脱ぎ散らかしたはずの俺の服が無くなっていて
その代わり真っ白なバスローブが置かれていた。
男「随分長かったな。
何か飲むか?」
和也「…それでいい。
それ、ちょーだい。」
小さなグラスに入ったソレを飲み干した。
和也「ぐぁっ… ゲホッ! ゲホッ!」
喉が焼けるように熱かった。
男「ウオッカだぞ?
一気する奴があるか。
お子ちゃまはこれでも飲んでろ」
投げ渡されたフリードリンクのペットボトルの水を
ゴクゴクと飲み干した。
和也「シャワー…浴びないの?」
男「あぁ。俺はいい。
腹減ってないか?」
和也「そんなことより…」
フワフワする…
あの強い酒のせいか。
和也「抱いてよ。
その為に俺を買ったんでしょ…?」
ソファーに座るその人の上に跨がって
首に腕を回した。
和也「…好きにしていいよ。
メチャクチャにしてよ…」
何もかも忘れるくらいに。
まーくんと過ごした日々も
楽しかった思い出も
全て夢物語だった
そう思えばいい。
その人は俺を抱き上げた。
抱き上げてそのままベッドに沈められた。
自らバスローブの紐に手をかける。
男がその手を止める。
男「目ぇ瞑れよ」
俺は静かに目を閉じた。