
にじいろ。
第27章 背徳の瞳。
和也「しょうがねぇなぁ。
そっち向くぞ?」
煙草を揉み消してLilyに近付くと
身体が震えていた。
和也「寒いのか?」
Lily「ううん、大丈夫」
俺はワンピースのファスナーに手をかけた。
普通の男なら
こんなシュチュエーションでドキドキしちゃったりするんだろう。
これだけの美人だ。
これはチャンスとばかりに
無理矢理にでも襲っちまうのが男の性なのかも知れない。
俺は物心ついた時からずっと
あの人だけを好きだったから…
和也「ホラ、下げてやったぞ」
踵を翻すと
Lily「待って」
腕を掴まれた。
Lily「アンタなら、いいかな…」
和也「何がだよ…」
勘違いさせたか。
俺は女には興味無…
Lily「ナルになら、見せてもいいかなって」
和也「別に、見たかねぇーよ」
Lily「見てよ。ホントのアタシを。」
和也「何言ってんだよ」
Lily「お願いよ。オーナーにも誰にも言わないで…」
和也「え?」
思わず振り向いた
その時
Lilyの身体を纏っていたワンピースが
玄関にハラリ、と落ちた。
そっち向くぞ?」
煙草を揉み消してLilyに近付くと
身体が震えていた。
和也「寒いのか?」
Lily「ううん、大丈夫」
俺はワンピースのファスナーに手をかけた。
普通の男なら
こんなシュチュエーションでドキドキしちゃったりするんだろう。
これだけの美人だ。
これはチャンスとばかりに
無理矢理にでも襲っちまうのが男の性なのかも知れない。
俺は物心ついた時からずっと
あの人だけを好きだったから…
和也「ホラ、下げてやったぞ」
踵を翻すと
Lily「待って」
腕を掴まれた。
Lily「アンタなら、いいかな…」
和也「何がだよ…」
勘違いさせたか。
俺は女には興味無…
Lily「ナルになら、見せてもいいかなって」
和也「別に、見たかねぇーよ」
Lily「見てよ。ホントのアタシを。」
和也「何言ってんだよ」
Lily「お願いよ。オーナーにも誰にも言わないで…」
和也「え?」
思わず振り向いた
その時
Lilyの身体を纏っていたワンピースが
玄関にハラリ、と落ちた。
