
にじいろ。
第27章 背徳の瞳。
〜 和也Side 〜
あれから
Lilyと俺の距離が近くなった気がする。
二人だけの時は
『カズ』『ケンジ』
と呼び合った。
Lily「ねぇ、カズ」
和也「うん?」
Lily「ウチに住まない…?」
和也「…え?」
Lily「何時までも此処で寝泊まりする訳にはいかないでしょ?
シェアハウスよ、シェアハウス。
カズさえよければ、だけどさ…」
Lilyが俺に対して
何らかの感情を持ち始めてることは気付いていた。
あんな子供騙しのキスで落ちてたら
そりゃ、悪い男にも捕まるっての。
まぁ
俺が言えた義理じゃないけど…。
和也「…いいの?」
Lily「えっ…」
和也「自分で言っといて何驚いてんの」
Lily「だって…」
和也「いいの? 俺が一緒に住んでも」
Lily「うん… でもアタシ…」
和也「うん…?」
Lily「アンタのことが好きよ、カズ…
それでもいいの…?」
『それでもいいの?』はこっちのセリフだ。
お前の気持ちに100パー応えることは出来ないかもしれないけど
それでも良いなら、
和也「いいよ。
俺もお前のこと…嫌いじゃない。」
あれから
Lilyと俺の距離が近くなった気がする。
二人だけの時は
『カズ』『ケンジ』
と呼び合った。
Lily「ねぇ、カズ」
和也「うん?」
Lily「ウチに住まない…?」
和也「…え?」
Lily「何時までも此処で寝泊まりする訳にはいかないでしょ?
シェアハウスよ、シェアハウス。
カズさえよければ、だけどさ…」
Lilyが俺に対して
何らかの感情を持ち始めてることは気付いていた。
あんな子供騙しのキスで落ちてたら
そりゃ、悪い男にも捕まるっての。
まぁ
俺が言えた義理じゃないけど…。
和也「…いいの?」
Lily「えっ…」
和也「自分で言っといて何驚いてんの」
Lily「だって…」
和也「いいの? 俺が一緒に住んでも」
Lily「うん… でもアタシ…」
和也「うん…?」
Lily「アンタのことが好きよ、カズ…
それでもいいの…?」
『それでもいいの?』はこっちのセリフだ。
お前の気持ちに100パー応えることは出来ないかもしれないけど
それでも良いなら、
和也「いいよ。
俺もお前のこと…嫌いじゃない。」
