
にじいろ。
第27章 背徳の瞳。
Lily「ふふっ。それはどうも。
じゃ…宜しくね、同居人さん。」
同居人。
あの人とも、最初はそうだった
そのつもりだった。
ただの同居人だったのは
たった1日だけだったけどね…。
話した方がいいのかな、あの人のこと…
まだ心の中でさえ
名前も呼べない『あの人』のことを。
和也「こちらこそよろしく。
家賃と生活費は身体で払えばいいの?」
Lily「ばっ…バッカじゃないの! 信じらんない!もう!」
Lilyがベチベチと人の背中を叩く。
和也「冗談だよ、ジョーダン。」
ホントはわかってるんだ
前に進むには
忘れた方がいいってこと。
忘れる為には
次の人を見つけるのが最善策ってことも。
だけどその為に
お前の気持ちを利用したくはないんだよ。
また傷付けてしまうから…
俺は残りの荷物を取りに帰ることにした。
春休み中だから
バッタリ会ってしまう可能性は高いけど
きっとこれで最後
もう、会うこともないだろうから
最後くらいは
ちゃんと言いたいんだ
『まーくんを愛してた』って…。
じゃ…宜しくね、同居人さん。」
同居人。
あの人とも、最初はそうだった
そのつもりだった。
ただの同居人だったのは
たった1日だけだったけどね…。
話した方がいいのかな、あの人のこと…
まだ心の中でさえ
名前も呼べない『あの人』のことを。
和也「こちらこそよろしく。
家賃と生活費は身体で払えばいいの?」
Lily「ばっ…バッカじゃないの! 信じらんない!もう!」
Lilyがベチベチと人の背中を叩く。
和也「冗談だよ、ジョーダン。」
ホントはわかってるんだ
前に進むには
忘れた方がいいってこと。
忘れる為には
次の人を見つけるのが最善策ってことも。
だけどその為に
お前の気持ちを利用したくはないんだよ。
また傷付けてしまうから…
俺は残りの荷物を取りに帰ることにした。
春休み中だから
バッタリ会ってしまう可能性は高いけど
きっとこれで最後
もう、会うこともないだろうから
最後くらいは
ちゃんと言いたいんだ
『まーくんを愛してた』って…。
