にじいろ。
第28章 生きることの意味、死ぬことの答え。
〜 和也Side 〜
俺が歌ってるとこ、まーくんに見て欲しいって
思ったよ?
思ったけどさ
何この早い展開…
雅紀「見に行ってもいいの? かず」
和也「や、いいんだけど…バーだよ?」
オーナー「時間早めてイベント立てたらええんちゃうかな?」
雅紀「ホントですか?
そしたら是非呼んで下さい」
風間「ニノ! 井ノ原先生が呼んでる。」
和也「あぁ、今行く」
俺の居ないとこでまーくんとLilyが話すのって
なんか複雑な気持ちだったけど
一旦その場を後にした。
井ノ原「和也。元気にしてたか?
なんか凄い髪の色になったな」
和也「ご無沙汰してます。
こんな頭ですみません…」
井ノ原「いや、俺が怒ってんのは髪の色のことじゃなくてさ。
退学届のこと、雅紀に話さなかったんだって?」
和也「…はい」
井ノ原「家族に相談もなしに、勝手にそういうことしちゃダメだろ?」
和也「はい…」
井ノ原「ってことで、無効だ。」
和也「はい…?」
井ノ原「退学届。無効だって。」
和也「や、でも…」
井ノ原先生は
懐から封筒を俺に差し出した。
井ノ原「確かに返したぞ?
病欠ってことになってるから。
じゃあ、そーゆーことでな」
和也「えっ、ちょっと、井ノ原先生…!」
俺が歌ってるとこ、まーくんに見て欲しいって
思ったよ?
思ったけどさ
何この早い展開…
雅紀「見に行ってもいいの? かず」
和也「や、いいんだけど…バーだよ?」
オーナー「時間早めてイベント立てたらええんちゃうかな?」
雅紀「ホントですか?
そしたら是非呼んで下さい」
風間「ニノ! 井ノ原先生が呼んでる。」
和也「あぁ、今行く」
俺の居ないとこでまーくんとLilyが話すのって
なんか複雑な気持ちだったけど
一旦その場を後にした。
井ノ原「和也。元気にしてたか?
なんか凄い髪の色になったな」
和也「ご無沙汰してます。
こんな頭ですみません…」
井ノ原「いや、俺が怒ってんのは髪の色のことじゃなくてさ。
退学届のこと、雅紀に話さなかったんだって?」
和也「…はい」
井ノ原「家族に相談もなしに、勝手にそういうことしちゃダメだろ?」
和也「はい…」
井ノ原「ってことで、無効だ。」
和也「はい…?」
井ノ原「退学届。無効だって。」
和也「や、でも…」
井ノ原先生は
懐から封筒を俺に差し出した。
井ノ原「確かに返したぞ?
病欠ってことになってるから。
じゃあ、そーゆーことでな」
和也「えっ、ちょっと、井ノ原先生…!」