テキストサイズ

にじいろ。

第3章 魂の片割れ。

かずが、俺を好き…?
しかも、ずっと好きだったって…


動揺が隠せない

好きって、どういう意味で?
従兄弟として?
それとも…




和也「恋愛感情だよ」


俺の疑問を悟ったかのように、かずが呟く






…ダメだ。
もうダメだ。

気持ちを抑えることができないよ

やっとわかった
自分のホントの気持ち…



雅紀「かず。よく聞いて?」


かずの目をじっと見つめた



雅紀「……も…」

和也「…え?」



雅紀「俺も、かずのことが好きだよ」






一瞬
驚きを隠せないかのように目を見開いて

その後
かずの目から大粒の涙がひとつ、ポロリと零れ落ちた

ストーリーメニュー

TOPTOPへ