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にじいろ。

第3章 魂の片割れ。

そんなかずが愛おしくて
気付いたら
ギュッと抱きしめてた

俺のTシャツが
かずの涙で濡れていくのがわかった


俺の腰に回したかずの腕が温かい




和也「嬉しい…」

俺だって、嬉しいよ



和也「ホントにホント…?」

ホントにホントだよ



和也「じゃあ…証明して?」

…証明?



和也「俺の事が好きだって、証明してよ」

どうやって証明すればいい?











和也「キスして」








月夜に照らされた
潤んだかずの唇は
吸い込まれそうになるくらいキレイで

心臓が止まるかと思った

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