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にじいろ。

第4章 秘密。

和也「…そこが俺の居場所だったんだ…」



居場所…?



和也「家には居場所がなくて…
毎日…学校帰りに一人で街を徘徊してて
家には寝に帰るだけの生活で…

そんな時…声掛けられたんだ
住み込みのアルバイトだと思えばいいって言われた…

最初は話し相手だったんだ…
住むとこも食事も用意してくれて小遣いもくれる、
その代わり話し相手になって。って…

だけど……」




そう言って
突然Tシャツを脱ぎだして
かずの背中が露わになった


そこには線状の赤黒いアザが幾つもあって…



和也「そのうち話し相手だけじゃ済まなくなって…
この通りだよ。

そのオッサンの趣味なんだって。
俺に女の子の格好させて縄で縛って…ふふっ」


潤「おい、やめろ!
まー!そんなもん見んな!!」

翔「おい!潤!!」


大ちゃんが
かずに慌ててブランケットをかけた


智「潤くん!落ち着いて!落ち着いて…」

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