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にじいろ。

第4章 秘密。

これは夢なの?
現実なの?

思考が追いついていかない

この場に及んでなんでそんなオッサンの言う事聞いてんの…?


かずの居場所は今
俺じゃないのかよ…!



和也「向こうは俺の名前も知ってるし写真だって撮られてる…
バックレたらバラされると思った…だから…
だから、これで終わるならって、思って…
最後にしたくて…

でも結局バレちゃった

だからもう俺は…まーくんに想われる資格なんて…ないから…
触れられる資格なんて…ないからっ…!!

俺は…!汚れてるから………」





…はっ?
何言ってんの?





雅紀「……おい、かず…」








俺の発した声に

かずの身体がビクッと震えた

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