にじいろ。
第5章 傷痕と嫉妬の狭間で。
和也「なんで目ぇ逸らすの?
ちゃんとこっち見てよ」
ふうっ、とため息をついて俺の方に向き直す
和也「ココ」
俺はまーくんの胸を指差した
和也「まーくんのココに俺は居るの…?」
雅紀「…居るよ?」
和也「しょ…」
雅紀「証明すればいいの?」
そう言うと
俺を押し倒して
まーくんの唇が貪るように
首筋に纏わりついて舌を這わせた
和也「…んっっ…!」
片手が俺の右手を抑えつけて
もう片方でTシャツを捲り上げる
和也「…ちょ…!やめっ…!!」
…なんで?
なんでこんなことするの…?
違う
されたくないんじゃない
こんなの
心を感じられないよ
自然と涙が零れ落ちた
雅紀「証明するんでしょ?
かず、いつも言うよね?
『証明して』って。
キスしたら証明になるの?
それとも
抱けばいいの?」
ちゃんとこっち見てよ」
ふうっ、とため息をついて俺の方に向き直す
和也「ココ」
俺はまーくんの胸を指差した
和也「まーくんのココに俺は居るの…?」
雅紀「…居るよ?」
和也「しょ…」
雅紀「証明すればいいの?」
そう言うと
俺を押し倒して
まーくんの唇が貪るように
首筋に纏わりついて舌を這わせた
和也「…んっっ…!」
片手が俺の右手を抑えつけて
もう片方でTシャツを捲り上げる
和也「…ちょ…!やめっ…!!」
…なんで?
なんでこんなことするの…?
違う
されたくないんじゃない
こんなの
心を感じられないよ
自然と涙が零れ落ちた
雅紀「証明するんでしょ?
かず、いつも言うよね?
『証明して』って。
キスしたら証明になるの?
それとも
抱けばいいの?」