涙色*遠恋
第1章 『奇跡的な出逢い』
それは納得だ!
『……ああでも……ダチと話す時は、 勿論大阪弁で話してるけどね♪』
『なる程!』
『……でも…… 何処で俺なんかの、情報を? 東京から来たんですよね?……』
『……ああ……うちの編集長が 部類のイケメン好きで、情報現が半端ないんですよ ! イケメンとあれば全国何処にでも!』
『……へえ…… 光栄だな♪ 編集長さんに後でお礼言っておいてよ♪』
『……ハハ…… じゃあ早速すみません! インタビュー始めていいですか?』
『……ああ…… いいですよ♪ どの位あるの?』
『……え、と…… 50問程……』
『……えっ!!……結構あるね~』
『すみません……』
『……いや…… いいよ♪』
『……じゃあ…… これに録音するので私の質問に 答えて行って下さい。』
『解りました♪ 筆記じゃ無くて良かった~』
『……ですね…… じゃあ始めます。』
『……はい♪……』
『……では…… 深海さん。よろしくお願いします。』
『こちらこそ。 よろしくお願い します。』
こうして彼へのインタビューが始まった。 ……私は…… バックからノートを取り出し、 チーフと私でそれぞれ考えた、 彼への質問を読み出した。
Q『初恋は何歳?』
A『幼稚園♪』
A『好きな食べ物は?』
A『焼き肉、寿司、パスタ♪』
次のチーフの質問を見て、
私は一瞬固まってしまった!
……ちょっ……
チーフったら!これ言うのー!
『……ん?どうかした?……』
Q『……え、あ、あの……
初体験は幾つでしたか?……』
『……ああ…… お姉さん何歳の時?』
『……え?……あ、あたし?……』
『……そう……
お姉さんが答えたら答えるから♪』
私が答えないで下を向いて、顔を 赤らめてると彼がいきなり笑い出し、
『……アハハ…… 嘘だよ♪ごめん、 ちゃんと答えるよ♪初体験は高2の時♪』
……早ッ…… 高2! まあ彼程のイケメンなら当然なのかしら……
『……そ、そう……ごめんなさい。 変な質問で。』
『……いいよ…… 俺もごめんね からかって。』
『……そうよ…… 大人をからかわないで。』
『……ごめんね……てか可愛いいね♪ お姉さん♪ 顔真っ赤。笑っ』
『……な、によ……もう…… 次の質問行きます!』