涙色*遠恋
第1章 『奇跡的な出逢い』
どれを取っても、 女子達がほっとく訳は無かった……
普通これ程のイケメンと同じ、 時間を過ごせるなら羨ましい! と思う女子がほとんどだろう。 だが現実は到底 そんなモノとは、 かけ離れて居た。
まずここまで、 年の離れた相手だと私は、 何を話していいか解らない……
それにイケメン過ぎだと、正直--- 何処見ていいのか解らない……
仕事だから私も話しが出来るだけだ…… 実際リアルで彼に逢ったら私は、 テンぱるに決まってる……
……はあ……
私は大きく溜め息を吐いた……
大阪まで4時間か? ちょっと寝よう。 私は仮眠を取る事にした……
……私は…… いつの間にか、 大阪に着くまで熟睡してしまって居たらしい。 4時間後にようやく大阪に着いた。
……はあ~…… やっと着いたあ!
それにしても 4時間も乗ってると、腰が痛い~~~
私は駅に降りると、イケメン君に 電話を掛けて居た。
……ああ…… 緊張するなあ!
……彼の声は…… どんな声なのだろう……
これで声まで 素敵だったら、 神様は不公平だわ!私はそんな事を 思いながら彼に、 電話を掛けた。
『……もしもし……深海涼さんですか?』
『……はい…… 涼です♪』
『……私…… 今回深海崎さんと、ご一緒させて頂きます、新谷で す。 今回はよろしくお願いします。』
『……ああ♪…… よろしくお願い します♪』
『今日は予定通りで大丈夫ですか? 今、大阪駅に着いてます。』
『……はい…… 大丈夫です♪ 予定通りここの、 カラオケ店に来て 下さい。ここまで、来られますか?』
『……はい……。 タクシーですので、大丈夫です。 では今からそちらに向かいます。』
『……はい…… 待ってます。 気をつけて♪』
『……はい…… 有り難とうございます。』
……はあ…… 緊張したあッ!
……それに…… あの声……
……やっぱり…… 神様は不公平ね……
……彼の声は…… それは甘い蜂蜜の、ような声をして居た……
私は急いでその辺の その辺のタクシーを拾った。そして彼の待つカラオケ店へと向かった。
15分程タクシーに乗って私は、 彼の待って居る カラオケ店に着いた。 カラオケ店は、 パステル調の造りで女の子受けする、 感じだった。