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君とのステキなタシナミ

第1章 Case1-chapter1

Case1『私×いとこの“君”』


これは私、栂岡なつみが子供の時に体験したこと。

栂岡家って夏によく親戚一同で集まる…
この年は確か私が小学2年生のときのこと。

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隆太「なつみー!あーそーぼっ!」

なつみ「あっ!りゅーた!あそぼー!」

君は私のいとこで、2歳年上、小さい頃から私はたくさん遊んでもらっていた。

光希「俺も入れろよ」

隆太「おーこーとーわーりー」

光希「はぁ?別にお兄ちゃんには言ってないからぁ?」

光希はいとこの中で唯一私と同い年で接しやすい。

なつみ「ねぇねぇ!二人共夏休みの宿題終わったー?」

隆太「終わってない」

光希「あと日記だけ!」

なつみ「光希すごーい!私はねー!計算プリントが終わらないの!」

栂岡家の中で私のお母さんだけ上京した関係で、夏休みとか冬休みに私がおばあちゃん家に帰省したときにこうして遊ぶのだ。



博之おじさん「おい、お前らもうそろそろ帰んぞー」

隆太「えー、もっと遊びたいーお泊まりするー!だめー?」

博之おじさん「隆太。おばあちゃんとかなつみに迷惑だから帰るって。光希も寝ちまったから。」

隆太「おばぁちゃーん?迷惑じゃないよね?泊まっていい?」

博之おじさん「お願いしますは?」

隆太「お願いします。」

博之おじさん「なつみ、おふくろ、いいかい?」

なつみ「うん!」

おばあちゃん「いいよ、いいよ、泊まっていきな。」

博之おじさん「じゃあよろしく頼んだよ。光希はさすがに持って帰るわ。隆太、お手伝いするんだぞ?迷惑は絶対かけんなよ
じゃあよろしくなお袋。なつみー、明日またくるからなーなんかされたら言えよー」

隆太、なつみ「ばいばーい!」



このとき、私はまさかあんなことが起きてそれかままさかあんなことやこんなことに繋がるなんて思ってなかった。

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