君とのステキなタシナミ
第3章 Case2-chapter2
ガチャッ
漫喫で案内された部屋は、人が寝られる位の広さ。
靴を脱いでくつろぐ。
…何もして来ないなぁ。
すこしもの寂しくなった私はちらっとを君を盗み見る。
しゅーと「どした?」
いずみ「…なんでもないけど?」
しゅーと「あっそ」
10分経過…
…何も起きない!!!
あー期待してた私が馬鹿だった!
カラオケであんなことされて、漫喫来たら少しは期待しちゃうよ…。
しゅーと「おまえさ何かないの?」
いずみ「う、うん。別になんもないけど?」
しゅーと「あんなに感じてたのに?」
いずみ「うっ…。」
しゅーと「本当にいいんだな?」
ニヤリと笑ってそう言う。
いずみ「やだ」
しゅーと「え?何がやなの?」
こいつ…何も知らないようなフリして…!
いずみ「なんかないかな…って」
しゅーと「なんか、って?」
いずみ「キ、キスとか」
そういった途端、君は私に軽いキスをした。
しゅーと「はい、キスした。」
いずみ「えっ!?」
しゅーと「キスっていったじゃん?欲しいならもっと言えよ。何が欲しいんだよ」
ニヤニヤしやがって!ムカつくな!…でも、この先も…
いずみ「カラオケでしゅーとがしてくれたやつ…」
しゅーと「ふぅーん。それだけ?」
いずみ「カラオケで出来なかったようなことも…」
しゅーと「…しょうがねえなぁw」
唇が再び重なる。すぐに深く、激しくなる。
あぁ。気持ちいい…。
手が制服の下を弄り始める。
なかなか膨らみの方へ行かない。
んーもうっ!そこじゃないのにッ…
ハァァッ…
吐息がこぼれる。もどかしさで身をよじってしまう。
君の唇が私の首をなぶり始める。
首をなぶっていた唇は徐々に耳の方へと這う。
耳はダメッ
「んッ…アッ…」
思わず声が出ちゃった。こんな声、出しちゃダメなのに…
しゅーと「お前感じてんの?w」
いずみ「ヒャッ」
小声が耳元で響く。くすぐったい…。
耳が性感帯だと知った君は私の耳を執拗になぶり始める。
「ハッ…ハッ…ハァ」
声が出せない私から自分とは思えないくらいいやらしい吐息がこぼれでる。
こんなの私じゃないよ
そのとき、制服の下をまさぐっていた手が膨らみを掴んだ。
身体がびくんと跳ねた。