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君とのステキなタシナミ

第9章 Case5-chapter1-




しゅーと「もうお前に拒否権ねーから。はい、大人しくしてねー?」


いずみ「やだぁぁぁ。んんッ…いャッ…」



---------遡ること数日前----------


いづ〈しゅーと!!私第一志望受かったよ!〉

しゅーと〈まじで?!やったじゃん!!ホントいずみ、お前やべーよw〉

いづ〈ううん!しゅーとが勉強教えてくれたおかげだよ!!今度お礼したいから、どこか遊びにいきたい!〉

しゅーと〈じゃあ俺ん家おいでよ〉



なぜ私がしゅーとに勉強を教えてもらっていたのか。



私の行きたい学校にしゅーとが受かってたから!!!
びっくりしたし、悔しいけど、しゅーとは本当に頭が良かった。

高校3年生は対策たてたりだのなんだので、現役合格生に教えてもらうのが一番いいかなってことでお願いした。




…なんかあると思った?


でも、これも驚くことに、しゅーとは一切、本当に一切私に手を出さなかった。

むしろ私から強請ってしまうこともあった。
けれど、しゅーとは、

「ヤってもいいけど、ヤったらそれ以降俺勉強教えねーから。それでもいい?」


真剣な顔でこんなこといわれるもんだから、真面目にやらざるを得なかった。


大学一年だって、試験やレポート提出で忙しいだろうに、一年間付き合ってくれた。


そうして、私も合格して今まで付き合ってくれていたしゅーとにお礼が言いたかった、というワケ。





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