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君とのステキなタシナミ

第2章 Case2-chapter1

もう暇で暇で…
で、私(いずみ)がインストしたのが、このアプリ。
頭おかしいやつもいるけど、暇よりマシ。

いずみ〈こんにちは!!〉

Shu〈お前学校は?〉

いずみ〈風邪引いちゃって(´・ω・`)〉

Shu〈は?wだっせーw〉

なんだこいつ。いきなり過ぎんだろ!

いずみ〈Shuさんは、群馬住なんですか!〉

Shu〈しゅーとって呼んでー。これ本名だから
群馬?んなわけねーじゃん。こんなとこにマジ情報書くわけw〉

いずみ〈じゃあしゅーとは、本当はどこにすんでるのー?〉

しゅーと〈東京だよ。それと、年齢高2ってのはマジだから。
あと、お前アカ名いづだけど、本名なに〉

いずみ〈え?!ほんと??東京なの?私もだよー笑
先パイですね!
あんまり言いたくないかなー笑〉

しゅーと〈へぇーお前東京なんだ。いづは高1か、まあでもタメでいいわ。敬語は違和感あるしw
は?言えよ。俺言っただろ〉

なんて理不尽な。私本名を強制した覚えないんだけど!
なんて返信したもんかな…。退出しようかな…。

しゅーと〈ごめん冗談w無理すんなw風邪大丈夫?〉


え…意外とかっこいいじゃん。
見直しちゃったよ、悔しいなぁー。

しゅーと〈俺これから学校テストだから退出するわ。いづとまた話したいから良かったらLIME教えて〉



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君とは暇さえあればLIMEでチャットしたり、通話したりした。

そんなある日、あることが発覚した。

「そういやさ、俺の学校、G高なんだけどさ…」

「え?G高?最寄りもしかしてG丘駅?」

「そうだよーお前ももしかしてG高生…?」

「…G丘駅が 最 寄 り 駅 でございます。」

「そっちかよ!」

「今の話の流れは絶対最寄り駅でしょー!!」


…つまり、君の高校の最寄り駅と私の家の最寄り駅が同じだったんです。

…ピロリン♪





しゅーと〈いづの都合いいとき俺ら会わね?〉



…そうきますよねぇー
でもまあ、優しい、いくら何でも殺されたりなんかはしないよね…。

〈いいねぇー来週水曜日なら空いてる!〉

〈俺も水曜日なら空いてるわ
じゃあまた連絡するわーよろしくー〉

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