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君とのステキなタシナミ

第2章 Case2-chapter1

かくしてカラオケにいくことになった君と私。

カラオケルーム狭っ!

しゅーと「狭いな」

いずみ「まあいいよ!歌お!」

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歌上手すぎ。
しかも、私は歌いすぎて声出なくなってきた。

私は次の歌を入れずに君の歌を聞いていた。

しゅーと「あー疲れた!いづもう歌わないの?」

いずみ「ちょっと休憩中なの。」

しゅーと「そうか…」

沈 黙…。
なんか話さなきゃ。えっと、えっと、

しゅーと「なあいづ。」

いずみ「え!なに!?」

しゅーと「キスしていい?」

私の返答を待つこともなしに唇が重なり合う。
びっくりした私は反射的に逃げる。

しゅーと「逃げんなよ」

そういうと、君は左手で私の抵抗する両手を私の頭の上で抑え、右手で私の肩を持ち、再び唇を重ねた。
最初こそおとなしかった君の口づけは、すぐに深く、激しくなる。

唇柔らかい…

と思った瞬間、唇を離されてしまう。

いずみ「えっ…」

私の物足りない気持ちを見抜いているかのように、君はニヤリと笑ってもう一度口付けた。

今度は最初から激しい。
舌がなまめかしく入ってくる。

いずみ「んッ…」

あまりの快感につい声がでてしまう。
ずっと私が逃げないように押さえつけていた君の右手は肩から胸の膨らみへと動いていく。

私は焦って深い口付けをしていた唇を話した。

いずみ「ねぇ、ここカラオケだよ?カメラ付いてる…」

しゅーと「俺はそういう誰かに見られんのも好きだけど、まあいづが嫌ならいいよ」

そういうと、拘束していた私の手を離し曲を選び始める。
ちょっと後悔。キスすごく上手だったのに。

しゅーと「お前さ、漫画とか読むの?」

いずみ「…うん。読むよ。」

しゅーと「じゃあ、カラオケやめて漫喫でも行こうか」


私は微かな希望を抱いてカラオケを出る準備をし始めた。

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