素晴らしき世界
第14章 可愛すぎる理由
【智side】
抱えていた想いを伝えてしまった……
顔を布団に顔を埋めながら、
後悔の念に駆られる。
嫉妬している俺なんて嫌いだよね?
仕事とプライベートの切り替えが
出来ない俺なんて嫌いだよね?
翔に迷惑かけちゃう
俺なんて嫌いだよね?
顔を上げたらきっと
別れを告げられちゃうよ……
どんどん布団が涙で濡れていく。
「智……顔上げて?」
俺を呼ぶ声はいつもより優しかった。
お願い……
期待させないで……
翔から離れられなくなるよ……
でも、俺は甘えてしまう。
翔の声に導かれるように
顔を上げると、
優しく俺に微笑みかけてくれた。
「もう、何て顔してるの?」
涙で濡れた顔を指で拭ってくれた。
そしてそのまま温かい手に
俺の頬が包み込まれる。
「ありがとう……」
「えっ?」
予想外の言葉に驚いた。
想像していた言葉と真逆で……
「俺のこと、
こんなにも好きでいてくれて」
「翔……」
「さっきの智の言葉に
いっぱい俺への想いが詰まってて
嬉しかったよ?」
俺は思わず翔に抱きついた。
翔の胸に顔を埋めながら確かめる。
「俺の事、嫌いにならない?」
「嫌いになるはずないでしょ?
こんなにも大好きなのに……」
抱きしめる腕に力が入った。
「好きすぎて、潰しちゃいそう」
さらに腕に力が入ったので
「翔、痛いよ……」
「ごめん、ごめん」
腕の力が緩んだので、
顔を上げて翔を見つめる。
「翔は嫉妬したりしないの?」
「しないって言ったら嘘になるけど、
自信があるからね?」
「自信?」
「どんな事があっても
智は俺から離れていかないって」
「どうして?」
「だって離すつもりないから。
こんなに大切な人を……
離れていこうとしても、無駄だからね?」
俺を見ながらニヤリと笑った。
離れるなんて出来ないよ……
「好きだよ……智。
世界中の誰よりも、愛してる。
今もこれからもずっと……」
翔の言葉が、身体中に染み渡る。
「俺も、絶対に翔の事、離さない。
ずっとそばにいたい……」
「ずっとそばにいる。約束する」
俺の欲しい言葉を翔は
惜しみなく伝えてくれる。
でも、言葉だけじゃ足りない……
「ねぇ、翔ちゃん……」
「ん?」
「抱いて……」
俺の身体に想いを刻み込んで……
抱えていた想いを伝えてしまった……
顔を布団に顔を埋めながら、
後悔の念に駆られる。
嫉妬している俺なんて嫌いだよね?
仕事とプライベートの切り替えが
出来ない俺なんて嫌いだよね?
翔に迷惑かけちゃう
俺なんて嫌いだよね?
顔を上げたらきっと
別れを告げられちゃうよ……
どんどん布団が涙で濡れていく。
「智……顔上げて?」
俺を呼ぶ声はいつもより優しかった。
お願い……
期待させないで……
翔から離れられなくなるよ……
でも、俺は甘えてしまう。
翔の声に導かれるように
顔を上げると、
優しく俺に微笑みかけてくれた。
「もう、何て顔してるの?」
涙で濡れた顔を指で拭ってくれた。
そしてそのまま温かい手に
俺の頬が包み込まれる。
「ありがとう……」
「えっ?」
予想外の言葉に驚いた。
想像していた言葉と真逆で……
「俺のこと、
こんなにも好きでいてくれて」
「翔……」
「さっきの智の言葉に
いっぱい俺への想いが詰まってて
嬉しかったよ?」
俺は思わず翔に抱きついた。
翔の胸に顔を埋めながら確かめる。
「俺の事、嫌いにならない?」
「嫌いになるはずないでしょ?
こんなにも大好きなのに……」
抱きしめる腕に力が入った。
「好きすぎて、潰しちゃいそう」
さらに腕に力が入ったので
「翔、痛いよ……」
「ごめん、ごめん」
腕の力が緩んだので、
顔を上げて翔を見つめる。
「翔は嫉妬したりしないの?」
「しないって言ったら嘘になるけど、
自信があるからね?」
「自信?」
「どんな事があっても
智は俺から離れていかないって」
「どうして?」
「だって離すつもりないから。
こんなに大切な人を……
離れていこうとしても、無駄だからね?」
俺を見ながらニヤリと笑った。
離れるなんて出来ないよ……
「好きだよ……智。
世界中の誰よりも、愛してる。
今もこれからもずっと……」
翔の言葉が、身体中に染み渡る。
「俺も、絶対に翔の事、離さない。
ずっとそばにいたい……」
「ずっとそばにいる。約束する」
俺の欲しい言葉を翔は
惜しみなく伝えてくれる。
でも、言葉だけじゃ足りない……
「ねぇ、翔ちゃん……」
「ん?」
「抱いて……」
俺の身体に想いを刻み込んで……