
素晴らしき世界
第18章 What is the most stupid thing?
早々にお腹が満たされた俺は箸を置き、
チビチビとお酒を飲む。
アテは4人の会話。
特に天然の
大野先輩と相葉くんの話は面白い。
「これ、超お洒落じゃん!」
運ばれた料理に大興奮の相葉くんに
ここの店をチョイスした潤は自慢げに
「そうだろ?これ、トリュフだぜ!」
「すげぇ!世界最大珍味じゃん」
料理に箸を伸ばしていた潤の動きが止まる。
「それを言うなら三大珍味だろっ!
どんだけデカイんだよ!」
櫻井先輩が的確過ぎるツッコミに
大野先輩は腹を押さえて笑ってる。
大野先輩だって天然なのにね……
そんな事を思っていたら、
早速その本領は発揮された。
「はぁ、スッキリした」
大野先輩がトイレから帰ってきた。
「あれ?雅紀は?」
俺も感じていた疑問を櫻井先輩がぶつけた。
「えっ?」
疑問を疑問で返されて
みんなの頭に上にハテナが出ている。
「ちょっと!何で先に帰るのさっ!」
「あっ、忘れてた……」
頭を掻いて苦笑いしている大野先輩。
「もう、しっかりしてよ!」
ペチンと大野先輩の肩を叩く相葉くんを見て
俺たちは大笑いした。
この空間が楽しくて……
みんなの楽しい雰囲気に
お酒がどんどん進む。
「あんまり飯食べてないんだから、
飲み過ぎると酔い潰れるぞ?」
潤の言葉に自分の周りを見ると、
空になったコップが並んでいた。
水でも飲んで胃腸を休めよう……
ちょうど近くに氷が入った水があったので
手を伸ばしてそのまま流し込んだ。
「あっ、それっ!」
櫻井先輩が声を荒らげた時には、
グラスの中身はほぼ空になり
口の中は独特な香りと味が広がる。
「……まずぃ」
「おいおい、飲んじゃったよ……
焼酎の一気はヤバすぎるぞ」
櫻井先輩が頭を抱えている。
「平気ですよ?大丈夫ですって!」
「そりゃ、今は大丈夫だけど……」
あれっ?顔が急に熱くなってきた……
何だか、気分がふわふわしてきた……
「にの?大丈夫?顔、真っ赤だよ?」
心配してくれる大野先輩の顔を見たら
急に笑いが込み上げてきた。
「ふふっ……ふっ、あはっ」
一頻り笑うと急に睡魔が襲ってきた。
身体の力が一気に抜けて、
テーブルに顔を伏せた。
気持ちいい……
誰かが優しく髪を撫でてくれるのを
感じながら意識は夢へと吸い込まれた。
チビチビとお酒を飲む。
アテは4人の会話。
特に天然の
大野先輩と相葉くんの話は面白い。
「これ、超お洒落じゃん!」
運ばれた料理に大興奮の相葉くんに
ここの店をチョイスした潤は自慢げに
「そうだろ?これ、トリュフだぜ!」
「すげぇ!世界最大珍味じゃん」
料理に箸を伸ばしていた潤の動きが止まる。
「それを言うなら三大珍味だろっ!
どんだけデカイんだよ!」
櫻井先輩が的確過ぎるツッコミに
大野先輩は腹を押さえて笑ってる。
大野先輩だって天然なのにね……
そんな事を思っていたら、
早速その本領は発揮された。
「はぁ、スッキリした」
大野先輩がトイレから帰ってきた。
「あれ?雅紀は?」
俺も感じていた疑問を櫻井先輩がぶつけた。
「えっ?」
疑問を疑問で返されて
みんなの頭に上にハテナが出ている。
「ちょっと!何で先に帰るのさっ!」
「あっ、忘れてた……」
頭を掻いて苦笑いしている大野先輩。
「もう、しっかりしてよ!」
ペチンと大野先輩の肩を叩く相葉くんを見て
俺たちは大笑いした。
この空間が楽しくて……
みんなの楽しい雰囲気に
お酒がどんどん進む。
「あんまり飯食べてないんだから、
飲み過ぎると酔い潰れるぞ?」
潤の言葉に自分の周りを見ると、
空になったコップが並んでいた。
水でも飲んで胃腸を休めよう……
ちょうど近くに氷が入った水があったので
手を伸ばしてそのまま流し込んだ。
「あっ、それっ!」
櫻井先輩が声を荒らげた時には、
グラスの中身はほぼ空になり
口の中は独特な香りと味が広がる。
「……まずぃ」
「おいおい、飲んじゃったよ……
焼酎の一気はヤバすぎるぞ」
櫻井先輩が頭を抱えている。
「平気ですよ?大丈夫ですって!」
「そりゃ、今は大丈夫だけど……」
あれっ?顔が急に熱くなってきた……
何だか、気分がふわふわしてきた……
「にの?大丈夫?顔、真っ赤だよ?」
心配してくれる大野先輩の顔を見たら
急に笑いが込み上げてきた。
「ふふっ……ふっ、あはっ」
一頻り笑うと急に睡魔が襲ってきた。
身体の力が一気に抜けて、
テーブルに顔を伏せた。
気持ちいい……
誰かが優しく髪を撫でてくれるのを
感じながら意識は夢へと吸い込まれた。
