素晴らしき世界
第26章 勝手に挑戦、受けて立つ【交流戦第一試合(延長戦)】
「えっ?どうしたの?」
嘘だろ……
こんな事ってあるのか?
俺は思わず頭を抱えてしまった。
「きのうのねがいごと、かなったんだ」
そりゃ若返りたいとは言ったけど……
俺は持久力が歳と共に無くなりカズの事を
満足させることができていないと思ったんだ。
でもこれはさすがに……
「わかがえりすぎだよ」
子どもになったらヤバいよ。
今日は仕事がたまたま
休みだったからいいけど……
明日は仕事。
『子どもになりました』
なんて言って誰が信じてくれる?
まぁ、幼い俺まんまなんだけどね……
「それよりも……
どうしたらもとにもどるんだろう」
非現実的な事には非現実的な事をする。
『名探偵コ〇ン』は
確か薬を飲んだら、一時的に元に戻る。
でも一時的なら意味がない。
んー、何かないか?
親〇姫って童話……あったよな。
あぁ、ダメだ。
あれはちっさいまんまじゃん。
童話……童話……
「もしかしたら……」
俺はあるお話を思い出した。
ある場面を再現しようと、
俺は脚を伸ばしている
カズの上に正座して見上げた。
いつもと違う目線でカズを見つめる。
見下ろされるって……何だがドキドキする。
って、今はそんな場合じゃない!
俺はカズの脚の上で立った。
けど、まだ届かない。
肩に手を置くと思いっきり背伸びした。
「潤……っ!」
いつもは薄い唇が妙に厚く見えた。
その唇に俺のそれを重ねた。
目を閉じて願った。
頼む……戻ってくれ!
「どう?もどった?」
「えっと……」
俺が見えている範囲は何も変わってない。
「かわって……ないよね」
「うん。でも……何で?」
「どうわみたいにきすしたら
もどるかなっておもってさ……」
言ってて恥ずかしくなってきた。
恐る恐るカズの顔を見ると、
何だか嬉しそうに笑ってた。
ん?
何だかいつも見ている笑顔と違う。
って、そんな事より今は戻る方法だ。
「きすがだめなら……かず、えっちしよ!」
「へっ?」
「きすがだめなら、それしかない!」
もっとインパクトある事をしなきゃ。
嘘だろ……
こんな事ってあるのか?
俺は思わず頭を抱えてしまった。
「きのうのねがいごと、かなったんだ」
そりゃ若返りたいとは言ったけど……
俺は持久力が歳と共に無くなりカズの事を
満足させることができていないと思ったんだ。
でもこれはさすがに……
「わかがえりすぎだよ」
子どもになったらヤバいよ。
今日は仕事がたまたま
休みだったからいいけど……
明日は仕事。
『子どもになりました』
なんて言って誰が信じてくれる?
まぁ、幼い俺まんまなんだけどね……
「それよりも……
どうしたらもとにもどるんだろう」
非現実的な事には非現実的な事をする。
『名探偵コ〇ン』は
確か薬を飲んだら、一時的に元に戻る。
でも一時的なら意味がない。
んー、何かないか?
親〇姫って童話……あったよな。
あぁ、ダメだ。
あれはちっさいまんまじゃん。
童話……童話……
「もしかしたら……」
俺はあるお話を思い出した。
ある場面を再現しようと、
俺は脚を伸ばしている
カズの上に正座して見上げた。
いつもと違う目線でカズを見つめる。
見下ろされるって……何だがドキドキする。
って、今はそんな場合じゃない!
俺はカズの脚の上で立った。
けど、まだ届かない。
肩に手を置くと思いっきり背伸びした。
「潤……っ!」
いつもは薄い唇が妙に厚く見えた。
その唇に俺のそれを重ねた。
目を閉じて願った。
頼む……戻ってくれ!
「どう?もどった?」
「えっと……」
俺が見えている範囲は何も変わってない。
「かわって……ないよね」
「うん。でも……何で?」
「どうわみたいにきすしたら
もどるかなっておもってさ……」
言ってて恥ずかしくなってきた。
恐る恐るカズの顔を見ると、
何だか嬉しそうに笑ってた。
ん?
何だかいつも見ている笑顔と違う。
って、そんな事より今は戻る方法だ。
「きすがだめなら……かず、えっちしよ!」
「へっ?」
「きすがだめなら、それしかない!」
もっとインパクトある事をしなきゃ。