素晴らしき世界
第30章 僕らの48日間
「ばっ、バカ!するかよ」
パンと俺の手を払いのける。
「えぇ、しないの?
新しい年を迎えたんだからいいじゃん」
年末の大仕事である紅白の司会を控えてたから
俺の誕生日以降ずっと我慢してた。
そしてようやく今日、解禁されるんだ。
「らしい理由言ってるけど、
相葉さんはいつだってしたいんでしょ?」
「当たり前じゃん」
俺はいつだってニノに触れたい。
「……性欲バカ」
「バカって言うな!
ずっと求められるなんて幸せな事だろ?」
「身体が持たない」
「そんな……毎日、求めないわ!」
「ちょっと間があったんだけど」
ジト目を向けるニノは
きっと俺の言葉を信用してない。
俺自身もその言葉の信用性を疑うけどね?
「でも今日は大丈夫でしょ?
休暇で十分、身体も休まってるでしょ」
「ゲームで疲れてます」
「その理由が通るなら、
俺は一生できないじゃん!」
「ふふっ、ざんねーん」
俺をイジって遊ぶ時は本当に嬉しそうに笑う。
特にプライベートの時は……
仕事でももちろん俺をイジる事はあるけど、
それはあくまでも現場の事を考えての行動だ。
今は何の計算もない。
俺の反応に素直に笑みをこぼす。
その笑顔を見れるのは俺だけだよね?
その笑顔を引き出せるのは俺だけだよね?
そしてその笑顔を見て俺も笑顔になるんだ。
その笑顔を見れるのはニノだけだよね?
その笑顔を引き出せるのはニノだけだよね?
アイドルでいる為……
芸能界で生きて行く為……
これからも大きな仕事を
こなさなければいけない。
そして新たな挑戦を
し続けなければいけない。
車で考えていた事を思い出した。
ニノが見つめている先に何があるのか
きっと俺にはわからない。
そして俺が見つめる先にも何があるか
きっとニノにもわからない。
でも俺は一緒に歩きたいって思った。
進む先に困難があっても
ニノが笑顔でいれるように……
そして俺が笑顔でいられるように……
パンと俺の手を払いのける。
「えぇ、しないの?
新しい年を迎えたんだからいいじゃん」
年末の大仕事である紅白の司会を控えてたから
俺の誕生日以降ずっと我慢してた。
そしてようやく今日、解禁されるんだ。
「らしい理由言ってるけど、
相葉さんはいつだってしたいんでしょ?」
「当たり前じゃん」
俺はいつだってニノに触れたい。
「……性欲バカ」
「バカって言うな!
ずっと求められるなんて幸せな事だろ?」
「身体が持たない」
「そんな……毎日、求めないわ!」
「ちょっと間があったんだけど」
ジト目を向けるニノは
きっと俺の言葉を信用してない。
俺自身もその言葉の信用性を疑うけどね?
「でも今日は大丈夫でしょ?
休暇で十分、身体も休まってるでしょ」
「ゲームで疲れてます」
「その理由が通るなら、
俺は一生できないじゃん!」
「ふふっ、ざんねーん」
俺をイジって遊ぶ時は本当に嬉しそうに笑う。
特にプライベートの時は……
仕事でももちろん俺をイジる事はあるけど、
それはあくまでも現場の事を考えての行動だ。
今は何の計算もない。
俺の反応に素直に笑みをこぼす。
その笑顔を見れるのは俺だけだよね?
その笑顔を引き出せるのは俺だけだよね?
そしてその笑顔を見て俺も笑顔になるんだ。
その笑顔を見れるのはニノだけだよね?
その笑顔を引き出せるのはニノだけだよね?
アイドルでいる為……
芸能界で生きて行く為……
これからも大きな仕事を
こなさなければいけない。
そして新たな挑戦を
し続けなければいけない。
車で考えていた事を思い出した。
ニノが見つめている先に何があるのか
きっと俺にはわからない。
そして俺が見つめる先にも何があるか
きっとニノにもわからない。
でも俺は一緒に歩きたいって思った。
進む先に困難があっても
ニノが笑顔でいれるように……
そして俺が笑顔でいられるように……