素晴らしき世界
第30章 僕らの48日間
「和、大好き!」
俺はベッドに飛び乗ると、
寝ている和をギュッと抱き寄せた。
「なに急にテンション上がってんのよ」
「ふふっ、べーつに」
「ホント気持ち悪いんだけど」
だって俺、気がついたんだもん。
和もどこが好きかわからないって事は、
俺と同じように全部が好きって事でしょ?
「こら、痛いって!」
嬉しい気持ちが
抱きしめる腕を力を強くしていた。
「抱き心地いいんだもん」
「俺は悪い」
口ではそう言ってるけど、
俺の背中にはしっかり和の腕が回ってる。
「もう……ワガママだなぁ」
少しだけ腕の力を弱めて
密着していた身体を少しだけ離した。
「ワガママじゃないし、
そもそも雅紀の力加減がバカなんだよ」
どんな和のワガママだって
憎まれ口だって受け入れるのは俺だけ。
単純でポジティブ過ぎるだけかもしれなけど、
全部愛情表現の裏返しだって思えるから……
そしてそんな和を素直にできるのも俺だけ。
「ホント雅紀って……」
あっという間に
名前呼びが板についた唇を塞ぐ。
一瞬ビックリしたのか身体を震わしたけど
すぐに俺の舌を口内に受け入れ、
絡めとった和の舌は俺の意のままに動く。
仕事や普段の時もSっ気な感じで
グイグイくるんだけど……
こういう時は途端に受け身になる。
もしかしたら計算かもしれないよ?
そうだとわかっていたとしても
そんな和を可愛いと思う。
愛おしいと思う。
そしてそんな和を
俺だけが知ってるっていう優越感。
この先の和も……ね?
「シよっか?」
額をピタッとくっつけ至近距離で
告げれば途端に赤くなる顔。
「いちいち……聞くな」
和なりの素直な了承の返事。
「一応、許可は取らないとね?」
「じゃあ、無理って言ったら止めんの?」
「無理なの?」
質問の応酬の軍配は俺に上がり、
反論しない和の唇を塞ぎながら
ベッドへと身体を沈めた。
俺はベッドに飛び乗ると、
寝ている和をギュッと抱き寄せた。
「なに急にテンション上がってんのよ」
「ふふっ、べーつに」
「ホント気持ち悪いんだけど」
だって俺、気がついたんだもん。
和もどこが好きかわからないって事は、
俺と同じように全部が好きって事でしょ?
「こら、痛いって!」
嬉しい気持ちが
抱きしめる腕を力を強くしていた。
「抱き心地いいんだもん」
「俺は悪い」
口ではそう言ってるけど、
俺の背中にはしっかり和の腕が回ってる。
「もう……ワガママだなぁ」
少しだけ腕の力を弱めて
密着していた身体を少しだけ離した。
「ワガママじゃないし、
そもそも雅紀の力加減がバカなんだよ」
どんな和のワガママだって
憎まれ口だって受け入れるのは俺だけ。
単純でポジティブ過ぎるだけかもしれなけど、
全部愛情表現の裏返しだって思えるから……
そしてそんな和を素直にできるのも俺だけ。
「ホント雅紀って……」
あっという間に
名前呼びが板についた唇を塞ぐ。
一瞬ビックリしたのか身体を震わしたけど
すぐに俺の舌を口内に受け入れ、
絡めとった和の舌は俺の意のままに動く。
仕事や普段の時もSっ気な感じで
グイグイくるんだけど……
こういう時は途端に受け身になる。
もしかしたら計算かもしれないよ?
そうだとわかっていたとしても
そんな和を可愛いと思う。
愛おしいと思う。
そしてそんな和を
俺だけが知ってるっていう優越感。
この先の和も……ね?
「シよっか?」
額をピタッとくっつけ至近距離で
告げれば途端に赤くなる顔。
「いちいち……聞くな」
和なりの素直な了承の返事。
「一応、許可は取らないとね?」
「じゃあ、無理って言ったら止めんの?」
「無理なの?」
質問の応酬の軍配は俺に上がり、
反論しない和の唇を塞ぎながら
ベッドへと身体を沈めた。