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「もう大丈夫かな？」

和の中で動かしていた３本の指を
ゆっくりと抜いた。

「なんか……今日、しつこい」

和の中に入る準備をしてる
俺の背中に視線が突き刺さる。

「和か傷つかないようにしてるの」

「でも……」

いつもは切れ味のある饒舌も
今は口をモゴモゴさせてだんまり。


そりゃ自分の口からは
『イかしてくれない』なんて
恥ずかしくて言えないよね？

だって今日はいつもと違って
イかないように中を解した。


でも、意地悪でした訳じゃない。


「今日はね、俺のでイかせたかったから」

準備を終えて和の上に被さって伝える。

「なっ…何、言って」

予想通り顔を真っ赤にさせる和は
やっぱり可愛い。

「いい？もう俺、限界」

脚を開いてローションを纏った
俺のモノの先端が和の蕾に触れる。

「嫌って言ったら止めるの？」

「無理」

「即答するなら最初……んあぁっ」

言い終える前に
俺のモノを和の中へと押し進めていく。

「和っ、締めつけすぎ」

「わかん……ないっ、あぁぁぁっ」

和の甲高い声とプルプルと震える身体。

「ちょっ、ヤバっ……くっ」

和の中が俺のモノに吸いつき、
さっきよりギュッと締めつけた。


あっ、俺……出ちゃった。

もしかして……和もイった？


和のお腹辺りに目をやると、
熱を吐き出した痕跡。

「そんなに……気持ちよかった？」

「そっくり……その言葉、返し…ますよ」

和の顔を覗き込むとニヤリと笑い返してきた。

「「ふっ……ふふっ、あはっ」」

俺たちは同時に吹き出して笑顔になる。


今日みたいな俺たちも新鮮だったけど、
やっぱりいつもの俺たちの方が落ち着く。


マンネリじゃないけど、
これからもきっとこの雰囲気は変わらない。



でも和を想う気持ちだけは、
きっとずっと大きくなり続ける。



「好きだよ、大好き。愛してる」

「……変なタイミング」

いつもの口調でケチをつけてきた。

潤んだ瞳を俺に向けて……