素晴らしき世界
第1章 素直になりたい
「和、起きて」
声が聞こえたので顔を上げると、
潤くんが隣に座っていた。
時計を見ると11時。
まだ、潤くんは仕事だ。
これは夢か……
夢にまで出てくるなんて
俺、どんだけ潤くんが好きなんだろう。
「泣いてたの?」
頬に手を伸ばし、
指で涙を拭ってくれた。
夢なんだから
素直になってもいいよね……
「うん、寂しかった。会いたかったよ」
潤くんに抱きついた。
潤くんはなにも言わず、
優しく頭を撫でてくれた。
ゆっくりと抱きついていた潤くんから離れて
「誕生日、おめでとう。
これからもずっと一緒にいてね」
そして、そっと唇に触れるだけの
キスをした。
すると今度は潤くんが
ギュッと俺を抱きしめた。
「ありがとう、
ずっと和のそばにいるから」
ゆっくりと潤くんの顔が
近づいてきたので、目を閉じた。
それは深いキスで……
息が苦しくて少し口を開けると
舌が入ってきた。
俺の舌を見つけると
逃すまいと絡んでくる。
気持ち良すぎて、
頭がぼーっとしてくる。
あれ?
夢にしてはリアルだな……
俺はとっさに潤くんから離れる。
「えっ?どうしたの?」
「これ、夢だよね?」
「はい?」
「だって、今11時。
潤くん、まだ仕事でしょ?」
「頑張って、打ち合わせ
早く終わらせて、帰ってきたよ」
真っ赤になったであろう俺の顔を見て
「だから今日は素直だったんだ」
「うるさい」
「あっ、いつもの和に戻った」
と潤くんは微笑んでくれた。
声が聞こえたので顔を上げると、
潤くんが隣に座っていた。
時計を見ると11時。
まだ、潤くんは仕事だ。
これは夢か……
夢にまで出てくるなんて
俺、どんだけ潤くんが好きなんだろう。
「泣いてたの?」
頬に手を伸ばし、
指で涙を拭ってくれた。
夢なんだから
素直になってもいいよね……
「うん、寂しかった。会いたかったよ」
潤くんに抱きついた。
潤くんはなにも言わず、
優しく頭を撫でてくれた。
ゆっくりと抱きついていた潤くんから離れて
「誕生日、おめでとう。
これからもずっと一緒にいてね」
そして、そっと唇に触れるだけの
キスをした。
すると今度は潤くんが
ギュッと俺を抱きしめた。
「ありがとう、
ずっと和のそばにいるから」
ゆっくりと潤くんの顔が
近づいてきたので、目を閉じた。
それは深いキスで……
息が苦しくて少し口を開けると
舌が入ってきた。
俺の舌を見つけると
逃すまいと絡んでくる。
気持ち良すぎて、
頭がぼーっとしてくる。
あれ?
夢にしてはリアルだな……
俺はとっさに潤くんから離れる。
「えっ?どうしたの?」
「これ、夢だよね?」
「はい?」
「だって、今11時。
潤くん、まだ仕事でしょ?」
「頑張って、打ち合わせ
早く終わらせて、帰ってきたよ」
真っ赤になったであろう俺の顔を見て
「だから今日は素直だったんだ」
「うるさい」
「あっ、いつもの和に戻った」
と潤くんは微笑んでくれた。