素晴らしき世界
第38章 ニノちゃんの鬼退治
「ただいまー」
「お帰りなさい」
声と共に可愛い恋人……
和也がお出迎え。
「ごめん、遅くなって」
「いいよ、帰りに晩ご飯
買ってくれてたんでしょ?
俺が行けたらよかったんだけど……」
申し訳なさそうにする和也の頭を
クシャッと撫でた。
そのお蔭でいいことを
思いついたんだから、
寧ろ感謝するくらいだよ?
でも、そのことは内緒。
「お風呂沸いてるから、先に入る?」
「うん、そうする」
「じゃあ、その間にご飯の用意するね」
何だか夫婦の会話みたいで、嬉しくなる。
「あっ!巻き寿司買ったんだんだけど、
それは切らないでね?」
「えっ?うん……わかった」
何で?って顔してたけど、
納得してくれたみたい。
だって……
切っちゃったら意味ないからね。
「ふぅー、さっぱりした」
「お疲れ様」
そう言って冷蔵庫からビールを取り出し、
ビールをグラスに注いでくれた。
もう、どこまでできた奥さんなの……
「これ……どうするの?」
目線の先にはお皿に乗った巻き寿司。
「前に松潤が言ってたじゃん。
節分の日に1本食べるって……」
「確か言ってたね」
そして俺はスーパーで見た、
食べ方と意味を教えた。
「へぇ、そんな意味があるんだ。
でも、何で1本なの?2人で半分するの?」
「それでもいいけど和也、半分いける?」
「うーん、厳しいな」
やっぱりな……
それでは、あのことを実行しますか。
「切らなくていい方法があるよ」
そう言って俺は和也の隣へと移動した。
そして俺は巻き寿司を手に持ち、
和也の顔の前に持っていった。
「えっ?ナニナニ?」
俺の行動が理解できず戸惑う。
「切らないようにするには、
和也がそっちから食べ進めて
俺がこっちから食べ進める」
まぁ、言ってみれば
ポッキーゲームの巻き寿司版。
「えっ、そんなの無理だよ……」
恥ずかしそうに頬を赤らめる。
でも、これを言えば
きっとしてくれるよね?
「お帰りなさい」
声と共に可愛い恋人……
和也がお出迎え。
「ごめん、遅くなって」
「いいよ、帰りに晩ご飯
買ってくれてたんでしょ?
俺が行けたらよかったんだけど……」
申し訳なさそうにする和也の頭を
クシャッと撫でた。
そのお蔭でいいことを
思いついたんだから、
寧ろ感謝するくらいだよ?
でも、そのことは内緒。
「お風呂沸いてるから、先に入る?」
「うん、そうする」
「じゃあ、その間にご飯の用意するね」
何だか夫婦の会話みたいで、嬉しくなる。
「あっ!巻き寿司買ったんだんだけど、
それは切らないでね?」
「えっ?うん……わかった」
何で?って顔してたけど、
納得してくれたみたい。
だって……
切っちゃったら意味ないからね。
「ふぅー、さっぱりした」
「お疲れ様」
そう言って冷蔵庫からビールを取り出し、
ビールをグラスに注いでくれた。
もう、どこまでできた奥さんなの……
「これ……どうするの?」
目線の先にはお皿に乗った巻き寿司。
「前に松潤が言ってたじゃん。
節分の日に1本食べるって……」
「確か言ってたね」
そして俺はスーパーで見た、
食べ方と意味を教えた。
「へぇ、そんな意味があるんだ。
でも、何で1本なの?2人で半分するの?」
「それでもいいけど和也、半分いける?」
「うーん、厳しいな」
やっぱりな……
それでは、あのことを実行しますか。
「切らなくていい方法があるよ」
そう言って俺は和也の隣へと移動した。
そして俺は巻き寿司を手に持ち、
和也の顔の前に持っていった。
「えっ?ナニナニ?」
俺の行動が理解できず戸惑う。
「切らないようにするには、
和也がそっちから食べ進めて
俺がこっちから食べ進める」
まぁ、言ってみれば
ポッキーゲームの巻き寿司版。
「えっ、そんなの無理だよ……」
恥ずかしそうに頬を赤らめる。
でも、これを言えば
きっとしてくれるよね?