素晴らしき世界
第39章 愛と浮気のチョコレートケーキ
俺の問いかけに和也は目を細めて笑った。
『ちょっと、待ってて下さい』
和也はそう言ってテーブルに置いていたチョコレートケーキを箱に戻すと、キッチンへ向かう。
そして冷蔵庫にケーキを入れて戻ってくると、俺の手を握りしめて歩き出した。
和也が向かったのは寝室。
「うわ…っ!」
和也が急に抱きつき、そのまま体重をかけるからベッドに2人一緒に倒れ込んだ。
反射的に閉じてしまった目を開けると、俺に跨り見下げる和也の姿。
いつもは下にいて外側に流れる髪が、俺に向かって垂れ下がる。
俺はそのサラサラな髪を掻き上げた。
そこから見えた和也の顔は白い頬をピンクに染め、潤んだ瞳で俺を見ていた。
『……………………にして?』
「えっ?」
最初の言葉が聞こえなかった。
「智のものにして?もう、俺は智だけのものだけど……実感したい。今すぐその想いを俺の身体に……心に刻み込んで?」
和也の顔がゆっくりと近づき、俺の唇に和也の唇が重なる。
少し開いた隙間から、和也の温かい舌が口内に入ってくると誘う様に俺の舌をツンと刺激した。
こんな和也の積極的な行動は初めて。
身体の芯からカーッと一気に熱くなる。
俺はその舌を絡めとり、強く吸い付く。
和也は俺のもの。
絶対に離さない。
『んふっ……ぁっ、んんっ…』
和也が苦しくなって唇を離すが、酸素を吸ったことを確認するとすぐにまた口づけ、口内を堪能する。
長く重なっていた唇を離すと、力が抜けてしまったのか俺の上に身体を預けた。
その瞬間、布越しに触れた互いの反応したモノ。
今すぐ触れたい。
和也のすべてを俺のものにしたい。
「和也……起き上がれる?」
ようやく呼吸が落ち着き始めた和也が首に顔を埋めたまま頷いた。
和也がゆっくりと起き上がると、俺も上半身を起き上がらせた。
俺は和也の服に手を伸ばし脱がせる。
和也も俺の服に手を伸ばして脱がせた。
そして和也をベッドに倒した。
少し身体をずらして、ベルトに手をかけると下着ごとズボンを抜き取った。
俺もすぐにズボンを下着を脱いだ。
「和也」
『智』
愛しい人の名を呼び、そして俺たちは一糸まとわぬ姿で抱きしめ合った。
『ちょっと、待ってて下さい』
和也はそう言ってテーブルに置いていたチョコレートケーキを箱に戻すと、キッチンへ向かう。
そして冷蔵庫にケーキを入れて戻ってくると、俺の手を握りしめて歩き出した。
和也が向かったのは寝室。
「うわ…っ!」
和也が急に抱きつき、そのまま体重をかけるからベッドに2人一緒に倒れ込んだ。
反射的に閉じてしまった目を開けると、俺に跨り見下げる和也の姿。
いつもは下にいて外側に流れる髪が、俺に向かって垂れ下がる。
俺はそのサラサラな髪を掻き上げた。
そこから見えた和也の顔は白い頬をピンクに染め、潤んだ瞳で俺を見ていた。
『……………………にして?』
「えっ?」
最初の言葉が聞こえなかった。
「智のものにして?もう、俺は智だけのものだけど……実感したい。今すぐその想いを俺の身体に……心に刻み込んで?」
和也の顔がゆっくりと近づき、俺の唇に和也の唇が重なる。
少し開いた隙間から、和也の温かい舌が口内に入ってくると誘う様に俺の舌をツンと刺激した。
こんな和也の積極的な行動は初めて。
身体の芯からカーッと一気に熱くなる。
俺はその舌を絡めとり、強く吸い付く。
和也は俺のもの。
絶対に離さない。
『んふっ……ぁっ、んんっ…』
和也が苦しくなって唇を離すが、酸素を吸ったことを確認するとすぐにまた口づけ、口内を堪能する。
長く重なっていた唇を離すと、力が抜けてしまったのか俺の上に身体を預けた。
その瞬間、布越しに触れた互いの反応したモノ。
今すぐ触れたい。
和也のすべてを俺のものにしたい。
「和也……起き上がれる?」
ようやく呼吸が落ち着き始めた和也が首に顔を埋めたまま頷いた。
和也がゆっくりと起き上がると、俺も上半身を起き上がらせた。
俺は和也の服に手を伸ばし脱がせる。
和也も俺の服に手を伸ばして脱がせた。
そして和也をベッドに倒した。
少し身体をずらして、ベルトに手をかけると下着ごとズボンを抜き取った。
俺もすぐにズボンを下着を脱いだ。
「和也」
『智』
愛しい人の名を呼び、そして俺たちは一糸まとわぬ姿で抱きしめ合った。