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オムツン

第32章 三十二枚目

「…なんでこんなこと」

私はつぶやく。

「面白くなるのはこれからだ」

神山が言う。

モニターは、私がオムツを履いて、女の子にいじめられ、感じているのが映し出されている。

「お願いします…あなるまんこに下さい」

私が叫んでいる姿。

同性の神山に見られるのは屈辱的だった。

この画面が小さくなる。

モニターを撮影していたのか。

撮影しているカメラを引いたのだ。

私の見ているモニターの中に、私があえいでいるモニターが小さく映る。

そこは薄暗い部屋だった。

薄暗い部屋の中で、私の変態な動画を見ている女性がいた。

私は首を横にふった。

勘弁して欲しかった。

薄暗い部屋は私の家の寝室であり、私の変態な動画を見ていたのは妻だった。



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