テキストサイズ

オムツン

第32章 三十二枚目

自分の醜態を妻に見られていた。

嘔吐しそうな気分だ。

その妻は今、神山の奴隷として裸で首輪をされて目の前にいた。

彼女は視覚も聴覚も塞がれ、私が裸で拘束さていることはわからないはずだ。

しかし、モニターの中の妻は、私の醜態を見ながら、自分の股関や胸を触り始めた。

どうやら、妻はオナニーをしているようだった。

彼女は私が別の女と情事にふけっている動画を見ながら興奮していた。

こんな妻を見るのは初めてだった。

彼女は性にたんぱくで、オナニーなんてしないと思っていた。

しかし、実際の妻はますます自慰行為をエスカレートさせていく。

クローゼットの中から、何やらごそごそと取り出すと、自分の股関にあて始める。

どうやら、大型のバイブのようだった。

私と妻の間ではオモチャなんて使ったことがなかった。

妻は自分で仕入れて隠しておいたのだろう。

妻は使いなれた様子で、バイブの電源を入れて、股に擦り付け、そして膣に挿入した。

妻はベッドの上で身をのぞけり、太ももをガクガク震わせて大きな声をあげて、いった。

私は自分の知らない妻の性癖を黙ってじっと見ていた。

正直に言うと、こんな状況なのに性的に興奮していた。

モニターでは、妻のまわりに見知らぬ男二人が現れた。

男達はごく自然に妻の身体にさわり始め、キスをしたり、胸を揉んだりしている。

そして一人が妻にイマラチオをしながら、別の男がバックから挿入していた。

妻は二人の男に同時に犯されながら、恍惚の表情で、喘いでいた。

ああっ!いくっ!いっちゃううぅ!
中にちょうだい!欲しいの!
ああ……あああ!いくぅ!

妻が犯されている。

自分から欲しがっている。

AVを観ているようだが、女優は私の妻だった。

私は生唾を飲み込んだ。

そして、気付けば、勃起してしまっていた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ