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オムツン

第10章 十枚目

私は視線だけをカウンター内に移して、店主の様子を窺った。

店主は奥で洗ったグラスを磨いていて、カウンターの外で彼女がオムツを見せていることには気付いていないようだった。

私は視線を彼女に戻して、彼女の目を見ながら、ゆっくり頷いた。

そう、私はオムツがたまらなく好きだ。

オムツを一緒に履いてくれる女性を求めている。

そういう意味で、頷いた。

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