
「 先生 × 生徒 」
第8章 放課後の教室
慎くんは私の顔でお遊び。
ぐにゅぐにゅといじってくる。
「 離しぇー 」
顔を思いきり伸ばされているため、離せ、と言いたかったのに言えない。
「 ちゅして、俺に 」
いつも慎くんからだから自分からもしてみたいと思っていたけど、本当にやってみるとなるとやっぱりちょっと照れくさい。
「 早く 」
目をつぶって、私からしてくるのを待っている。
それを見ると自然と体が動いてゆく。
「 ッ… 」
一瞬して、すぐに離そうと思ったのだが、頭をグッと押さえつけられ、なかなか離れられない。
「 ……苦、しい 」
息をとめてするから、長いのをされると息が持たなくて苦しい。
「 息すればいいじゃん 」
