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キョウダイ

第2章 やきもち、衝動。



海斗はいつの間にかズボンを脱いでて。



あたしもいつの間にか制服を脱いでて。



ベッドの下には脱がされた服が転がっていた。



あたしが感じて、訳が分からなくなってるうちに、冷静にちゃっちゃっと脱がしたんだ。



たらり。



冷や汗。



あたしの上に覆い被さる海斗。



あたしは全裸になってて。



さっきから堅いものがあたしのあそこ付近に当たるけど、まさか。



まさか。



気付いた瞬間、青ざめるあたし。



「待って、海っ……!あたし、はじめてっ……!」



ぐぐぐっ。



ゆっくりあたしの割れ目に海斗の堅いものが入っていく。



「知っている……」



痛い。



ゆっくりこじ開けられる、あたしの体。

まさか、はじめてはキョウダイで海斗になるとは、思いもしなかった。



ぐぐぐっ。



強引だったくせに無理に入れようとはしない。



ゆっくりあたしの中に入ってくる。



ぐぐぐっ。



海斗の熱いモノの体温があそこで感じる。



みしみしと堅くて大きなモノがあたしのあそこの中に入っていく感覚。



激痛が走る。



痛いのに。



妙な安心感が不思議とあった。



抱きしめ合ってるからなのか。


1つになる安心感?


ぐぐぐっ。



「……はいっ……たっ……!」


痛いけど。


たまらずに海斗の背中にぎゅっと夢中になってしがみついた。


その瞬間、



「葵っ……!」



海斗が激しく動き出した。



海斗の堅いモノが、あたしのアソコを出たり入ったりしている。

最初はゆっくりだったその動きはだんだんと激しさを増していく。



「ああっ!……やあっ!」



ずんっ、ずんっ、


あたしのあそこに海斗のモノが突き立てられ、上下に激しく動く。



子宮の奥にもあたる。



痛みも感じる。



ずんっ、ずんっ、上下に動く一定のリズム。



だんだん痛みによる悲鳴なのか、快感の喘ぎ声なのか、分からなくなる。


分からなくなるまであそこを突かれる。

痛みなのか、快感なのか、分けもわからずに海斗の動きに合わせてあたしの声が部屋に響く。


「葵っ……!」


たくさんのキスの嵐。

唇に頬に胸に。

痛みはいつからか快感になっていた。








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