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Everlasting Love

第48章 秘密の関係



聖輝「ぐすっ…」


相葉「あっそうだ、時計付けてあげる。」


聖輝「うん…」


まーくんは僕の右手首に時計を付けてくれた。


相葉「どう?」


聖輝「わぁ…カッコいい!」


相葉「うん!すっごく似合ってるよ!」


聖輝「んふふ、シャキーン!」


相葉「おぉ!いいね〜!」


聖輝「えへへっ。」


相葉「やっぱりこの時計にしといてよかった〜」


聖輝「他に候補があったの?」


相葉「うん!えーっとね………あっこれ!」


聖輝「おぉっ…って、これレディース用じゃない?!」


相葉「あひゃひゃ!聖輝だったらレディース用でもいいかなって思って。」


聖輝「レディース用って…そんなの付けてたらカッコ悪いよ…」


相葉「あひゃひゃ!だから、このシンプルなメンズ用に変えたんだよ。」


聖輝「メンズかぁ…よかった!レディース用じゃなくて!」


相葉「あひゃひゃ!ボケとしては面白くない?」


聖輝「面白い…いや、正直笑えないかも…」


相葉「えぇー?!」


聖輝「だって男なのにレディース用の時計付けてるなんて…」


相葉「うーん、笑いとしては有りだと思ったんだけどなぁ…」


聖輝「関東と関西じゃ笑いの焦点がズレてるのかな…?」


相葉「じゃあ関西人だったらこの時計でどう笑いとるの?」


聖輝「えっ?!何その無茶ぶり…」


相葉「あひゃひゃ!教えてよ!」


聖輝「えぇ…うーん…そうだなぁ……」

やばい…ボケが全然思いつかない!!

聖輝「ゔーん……」


相葉「…あっ!」


聖輝「えっ?何か思いついたの?」


相葉「時計のことはほっとけい!なんちゃって!」


聖輝「……。」


相葉「……。」


「「……。」」


聖輝「…えっと…シチューお代わりしようかな。」


相葉「あっ、俺も。」


ダジャレによって、空気が一気に冷めてしまった。

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