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Everlasting Love

第49章 大嫌い



聖輝「まーくんまだかなぁ…」


時刻は20時10分。


聖輝「うーん…」


ピンポーン


聖輝「あっまーくん!」


僕はモニターでまーくんの姿を確認して、オートロックを解除した。


聖輝「まーくん…」

ここ最近ずっとまーくんに甘えてるなぁ…

恋人関係になると…やっぱりこうなるんだなぁ…

あの時は…ただ遊ばれていただけだったから……

聖輝「……。」


ピンポーン


聖輝「はーい。」


ガチャンッガチャッ


相葉「聖輝。」


聖輝「まーくん…上がって。」


相葉「お邪魔しまーす。」


聖輝「どうぞ。」


相葉「あっ!カレーの匂いする!」


聖輝「まーくんの為にカレー作ったの。」


相葉「マジで?!やったぁ!俺超腹減ってたんだよね〜」


聖輝「よかった、じゃあ用意するね。」


相葉「ありがと〜」


聖輝「まーくんロケどうだった?身体大丈夫?」


相葉「大丈夫大丈夫!鎌倉の方に和菓子食べに行っただけだから。」


聖輝「和菓子?」


相葉「うん!あっこれ、きな粉餅貰ったからあとで食べよ!」


聖輝「わぁ〜ありがと!」


相葉「今日大丈夫だった?電話した時ちょっと声が震えてたから…」


聖輝「あっ…うん……」


相葉「もしかして…松潤から連絡あったの?」


聖輝「うん…まーくんの電話も松本さんからだと思っちゃって…」


相葉「そっか…全然相手のことなんて気にしなくていいからね?」


聖輝「うん…」


相葉「うーん…やっぱり俺松潤に」


聖輝「まーくん!」


相葉「…ごめん…」


聖輝「…ううん、僕の方こそまーくんに余計な心配かけちゃって…ごめんね…」


相葉「いいよ、気にしないで。」


聖輝「…じゃあ、食べよっか。」


相葉「うん。」


まーくんは僕の為にいろいろ尽くしてくれる。


嬉しい…嬉しいけど…


僕はまーくんに申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

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