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Everlasting Love

第49章 大嫌い



聖輝「あっ光樹くん!」


光樹「おぉ、聖輝!」


聖輝「おはよ!ごめんね…2日も休んじゃって…」


光樹「いやいや、風邪やったらしゃーないやろ。」


聖輝「まぁ…」


光樹「体調はもう大丈夫なん?」


聖輝「うん、おかげさまで。」


光樹「そっか、それはよかった。」


聖輝「もうすぐ特番の収録があるからね、体調管理はしっかりしないと!」


光樹「ひゃあ〜ついにこの日曜日かぁ…あっという間やったな。」


聖輝「そうだね…月日が経つのって本当に早いね。」


光樹「せやなぁ…あっという間に30のおっさんになってたりして。」


聖輝「えぇっ?!30歳かぁ…」


光樹「30になったら一気に老けた感じするよな?」


聖輝「するする!29歳と30歳って全然違うもん!」


光樹「確かに!29っていったらまだ若手って感じするもんな。」


聖輝「そうだよね〜」


光樹「あぁ…嫌やなぁ…おっさんになるの…」


聖輝「僕だって嫌だよ〜!」


光樹「あれ?お前…今幼稚園児やなかったっけ?」


聖輝「よっ?!ちょっと光樹くん?!」


光樹「あははっ!!」


聖輝「もぉっ!!」


光樹くんは僕が落ち込んでいる時や学校復帰の時には必ず何かして笑かしてくれる。


僕の話を聞いてくれるけど、僕が触れてほしくない時はそっとしてくれる。


高校の時からそうだった。


僕のことを知ってから、光樹くんにはいろいろ面倒を見てもらった。


僕は光樹くんに何かしてあげられるかなぁ…

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