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Everlasting Love

第52章 まーくん



聖輝「今日で最後……」


光樹「ん?」


聖輝「ハァ……」


光樹「どうしたん?」


聖輝「…えっ?」


光樹「いや、ため息ついてたから…」


聖輝「あっうっううん、何でもないよ?」


光樹「そう…あっ、今日何の日か思い出した?」


聖輝「えっ?!」


光樹「いや、LINE見返したんかなって…」


聖輝「あっあぁ…図書室で爆睡しちゃって…」


光樹「爆睡って、あははっ!」


聖輝「あっあははっ…寝不足だったから…」


光樹「そりゃそうやわな、昨日特番の打ち上げやったもんな。」


聖輝「うん…」


光樹「まぁ、今日1日が終わる前にLINE見返しとけよ?」


聖輝「うっうん…」


光樹「そうだ、先輩にLINE送っとかないと…」


聖輝「……。」

あれ…?

まーくんからLINE来てた…

相葉『今日の夜聖輝ん家行ってもいい?』


聖輝「……。」

うんって返事したいけど……

したら関係が終わっちゃう……

でも……

聖輝「…約束…したもんね……」

期間限定の関係だって……

聖輝「……よし。」


聖輝『いいよ、待ってるね(o^^o)』


返事を返し、スマホをカバンの中にしまった。


光樹「聖輝、帰ろうぜ。」


聖輝「あっうん。」


僕は光樹くんにバレないように小さくため息をついて、一緒に帰った。

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