
Everlasting Love
第52章 まーくん
まーくんと最後の夜。
最高の形で終わらせたい…
そう願いを込めて、僕はごちそうを作った。
メニューは中華料理。
まーくん実家が中華料理屋さんだから、中華料理が大好きだって聞いたから、今日はまーくんが好きな料理をたくさん作った。
聖輝「ふぅ…ちょっと作りすぎちゃったな…」
鳥の唐揚げ、回鍋肉、春巻き、エビチリ、小籠包、中華スープ。
春巻きと小籠包はスーパーで売ってたものを買ってきた。
あとのメニューは僕の手作り。
っといっても、素と材料を混ぜ合わせるだけなんだけどね。
聖輝「まーくんまだかなぁ…」
僕はまーくんが来るのをドキドキしながら待った。
ピンポーン
聖輝「あっ!」
まーくんが来た!
僕はモニターでまーくんの姿を確認すると、すぐにオートロックを解除した。
