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Everlasting Love

第53章 それぞれの気持ち



〜安田side〜


安田「…ハァ……」


亮ちゃんは僕のことを応援してくれている。


関ジャニ∞の中で唯一同い年の人。


クールやけどいざという時は誰よりも早くメンバーの為に動いてくれる。


それだけやない。


僕にとって亮ちゃんは唯一なんでも相談できる存在。


今まで仕事に恋愛に…いろんな相談に乗ってもらった。


せやから、今回も思いきって涼野くんのこと話したら…気持ち悪がるどころか、笑顔で僕のことを応援してくれた。


僕の為にいろいろアドバイスくれて…叱ってくれて…本間に頼りになる相棒って感じ。


安田「…亮ちゃん……」


でも…僕本間は気付いてるねんで?


亮ちゃんも涼野くんに恋してるってこと。


口に出さんくても…一緒におるだけで分かってしまう…それがメンバーなんやね。


亮ちゃんは口下手やからきっと涼野くんに想いを告げることはないと思う。


それに亮ちゃんは自分のことよりも僕のことを優先してくれる。


せやから笑顔で僕のこと応援してくれてるけど…


僕ね…亮ちゃんとやったら本気で勝負してもええと思ってるんよ?


一番身近な存在やからこそ、本気でぶつかり合いたいねんよ?


安田「亮ちゃん…僕に遠慮せんとってよ…」

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