
Everlasting Love
第53章 それぞれの気持ち
〜横山side〜
横山「はぁ…疲れたぁ…」
「きみくん、お疲れ様。」
横山「ありがとぉ…」
「どうしたの?」
横山「いやぁ…お子ちゃまの相手してると疲れるねん…」
「お子ちゃまって…涼野くんのこと?」
横山「そうそう、あいつがさぁ…楽屋来たらきゃぴきゃぴはしゃぐからもう大変やねん!」
「へぇ〜可愛い。」
横山「可愛いって…」
「それに、他のメンバーさんも涼野くんのこと好きなんでしょ?」
横山「まぁな〜あいつお子ちゃまやから。」
「ふふ、きみくんも涼野くんの話になるとすっごく楽しそうにしゃべるもんね。」
横山「えっ本間に?」
「うん、どの話よりもずーっと楽しそうに。」
横山「へぇ…気づかへんかった…」
初めてあいつと会った時…確かヤスが連れてきたんやったっけ。
ジャニーズの後輩やからって特別気にしとった訳ちゃうねんけど…
何やろ…あいつは他のジャニーズとは全然違うっていうか…何かちょっかいかけたくなるねん。
俺はどっちかっていうといじられる方やから…こんな気持ちになるのは本間に珍しい。
それだけ俺はあいつのこと…気に入ってるんやな。
「今度2人でお出かけでもしてみたら?」
横山「えっ?お子ちゃまと?嫌やわ〜そんなん子守りやん!」
「子守りって!ふふ、涼野くんに怒られるよ?」
横山「ええねん、別に怖ないし。」
それに…
あいつと絡むと不思議と楽しい。
それに、俺に遠慮せずにつっこんでくれるから……
横山「しゃーない、キッザニアでも連れて行ったるか!」
