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Everlasting Love

第53章 それぞれの気持ち



松本「…ごめん、長居しすぎたね…そろそろ帰るね。」


ギュッ!!


聖輝「松本さん!!」


松本「えっ?」


僕はとっさに松本さんの手を握った。


松本「涼野くん?」


聖輝「…ずるいですよ…自分だけ気持ちを告白してそのまま帰るなんて…」


松本「……。」


聖輝「この間…松本さん言いましたよね?どうして女の子と向き合わないのって…」


松本「うん…」


聖輝「…僕……理由があって…女の子と向き合えないんです……」


松本「うん…」


聖輝「…芸能人になって…誰にも話してこなかったのですが…僕……女の子が怖いんです…」


松本「怖い?」


聖輝「…僕…中学生の頃…付き合っていた人がいたんです……」


もう2度とあのことを口に出す日はないと思っていたけど…


僕は松本さんに僕が恋愛恐怖症に陥ったあの過去のことを打ち明けた。

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