無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

愛純「ごめんね、遅くなっちゃって…」


聖輝「あっいっいや！ぜっ全然大丈夫だよ！」


愛純「そっか。」

やばい…

永島さんを見ていると余計緊張してきた…

聖輝「……。」


愛純「えっと…桜庭くんから涼野くんが私に話したいことがあるって聞いたんだけど…」


聖輝「あっいや、あの……」


愛純「話したいことってなに？」


聖輝「えっと…あの……」


愛純「……。」


聖輝「あっ…あの…あの！」


愛純「はい。」


聖輝「あの…その…えっと……」

言わなくちゃ……

ちゃんと…言わないと…！！

聖輝「あっあの…僕…永島さんのことが…すっ…しゅきじぇす！！」


愛純「えっ？」


聖輝「ハッ？！」

しまった！！

緊張のあまり噛んでしまった……

最悪だ……

聖輝「あっあの、あの…そっその……すっ好きです！！」


愛純「……。」


聖輝「はっ初めてお話した時…すごく楽しくて…そっそれから…ずっと永島さんのことが気になって……」


聖輝「ぼっ僕みたいな女の子っぽい奴なんて…恋愛対象にならないかもしれないけど…でも…気持ちだけは…伝えたくて……」


愛純「……。」

言った…

ついに言ってしまった…

初めて人に『好き』って気持ちを伝えた。