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Everlasting Love

第11章 安らぎの日



聖輝「ふわぁ…眠い…」


安田「うわっもうこんな時間やね。そろそろ寝よっか。」


聖輝「はい…」


安田「涼野くんベッドで寝て。僕ソファで寝るから。」


聖輝「えっ?いやいや!安田さんこそベッドで寝てください!」


安田「遠慮せんでええよ?僕ソファで大丈夫やから。」


聖輝「でっでも……あっ…」

僕はその時、咄嗟に言葉が出てしまった。

聖輝「一緒に…寝ませんか…?」


安田「えっ?一緒に?」


聖輝「いっいや…その…えっと…」

あぁ…僕ったらまた変なこと言っちゃった…

安田「でも…シングルサイズやから2人で寝ると狭いよ?」


聖輝「そっそうです…ね…」


安田「うーん…じゃあ、涼野くんが寝るまで僕がそばにいてあげる。」


聖輝「えっ…?」


安田「それならストーカーのこと考えんと安心して眠れるやろ?」


聖輝「でっでも…安田さんは…?」


安田「僕は大丈夫。今そんなに眠たくないから。」


聖輝「そっそうなんですか?」


安田「うん。だから心配せんでもええよ。」


聖輝「…ありがとうございます…」

幼稚園児かって思われるかもしれないけど…寝ている時に誰かがそばにいてくれるとすごく安心する。

聖輝「…おやすみなさい…」


安田「おやすみ。」


僕はベッドに入ると安心したのか、5分も立たない内に眠りについた。

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