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Everlasting Love

第12章 正体



僕は今何故かソファに押し倒されている。


花岡「涼野くん…」


聖輝「はっ花岡さん…?」


花岡「…可愛い…」


聖輝「えっ……んっ…?!」

えっ?!
ぼっ僕…キスされてる…?!

聖輝「ふぅ…ん…んっ…!!」

やっやだ…!!
舌が入ってくる…やめて…!!

聖輝「んんっ…はぁっ…!ハァ…ハァ…ハァ…」


花岡「クス。可愛いよ…聖輝。」


聖輝「はっ花岡さん…?しゅっ収録は…?」


花岡「収録?そんなのあるわけねぇだろ。」


聖輝「えっ…?!」


花岡「今日はね…俺と聖輝が一つになる日なんだよ…」


聖輝「ひっ…一つになる…えっ…?」


花岡「フフフ……やっと…やっと…!!見ーつけた。」


聖輝「!!?もっもしかして…あの写真送ったの…」


花岡「フフフ…よく撮れてたでしょ?どの聖輝も愛おしくてね…無我夢中で写真撮りまくったよ!」


聖輝「そっそんな…あっあの…電話も…?」


花岡「そう!あれも俺がやったんだ…いつあの可愛い声を聞かせてくれるんだろうってずーっと待ってたんだよ?」


聖輝「でっでも…交換しましたよね…?番号…」


花岡「そうだね。でもね、普通の声じゃダメなんだよ!!」


聖輝「ひぃっ…!!」


花岡「そう!!その声!!恐怖に怯えて震えたその声が聞きたかったんだよ!!」


聖輝「やっやぁ…」


花岡「美しい…その恐怖に怯えたその顔…そう…その顔だよ…聖輝…」


聖輝「いっいやぁ…助けてー!!誰か!!助け…」


パンッ!


聖輝「いっ…!!」


花岡「あんまり大声出すなよ?」


聖輝「…!!?」


僕の顔にナイフが突きつけられた。

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