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波野「涼野くん！！」


聖輝「なっ波野さん…！！」


波野「よかった…無事で…！！」


聖輝「波野さぁーん！！」


僕は波野さんに思いっきり抱きついた。


波野「ごめん…ごめんね…！！」


聖輝「波野さん…！！」


波野「…嵐さん…この度は本当にありがとうございました…！！」


相葉「どーいたしまして！」


波野「それにしても…よく分かりましたね…涼野くんと花岡のこと…」


松本「翔さんが2人を見つけてくれてなかったら助けられていませんでした。」


櫻井「今日たまたま自分の車で仕事場に来たんです。その時に2人の姿を見て…。花岡って悪い噂があったから…ちょっと気になっていたんです。」


二宮「しかも、地下の方に連れて行くなんてもう現行犯ですよね？おじさん。」


大野「おぅ。」


二宮「それに、警察が来たのもラッキーでしたね。」


松本「えっ？かずが警察呼んだんじゃねぇの？」


二宮「いいえ。呼んでませんよ？」


聖輝「でっでも…警察いるって…」


二宮「あれはハッタリ。興奮状態の犯人には効果てきめんだから。」


聖輝「なっなるほど…」


波野「警察を呼んだのは俺なんだ。」


聖輝「えっ？そうなんですか？」


波野「実は島津くんから連絡があったんだ。」


聖輝「えっ？光樹くんからですか？」


波野「うん。涼野くんがたった一人で収録撮り直しするってことと、花岡と2人っきりで会うってことを教えてくれて…」


聖輝「そっそうだったんですか…」


波野「ここ最近事務所内でも花岡の良くない噂が流れてたからね…もしかしたらって思って…」


松本「そうだったんですね。さすがマネージャーさんですね。」


波野「いえいえ、嵐さんがいなかったら涼野くんは…」


聖輝「本当に…ありがとうございました…！！」


櫻井「本当に無事でよかった…」


大野「ねぇねぇ。俺らって事情聴取されるの？」


相葉「あっ！あるかも！」


二宮「誰も相バカには事情聴取しませんよ。」


相葉「ちょっ！翔ちゃ〜ん！！ニノがいじめる〜！！」


櫻井「はいはい。よしよし。」


聖輝「……。」


波野「どうしたの？涼野くん。」


聖輝「あっいえ…何でもないです！」

嵐って…やっぱりカッコいいなぁ…

僕は心の中でそう思った。