Everlasting Love
第2章 青春の終わり
聖輝「ジャニーズって…SMAPやTOKIOなどがいるあのジャニーズ…?」
桂一「うん。」
優誠「いやいや、いくらなんでもジャニーズはないわ!」
桂一「何でよ?」
優誠「いやだってさ、ジャニーズって大体小学生の頃から応募するやろ?この春大学生になる奴なんか採用するわけないやん!」
桂一「まぁ…確かに…オーディション受ける子って小中学生がメインになるわな。」
聖輝「ジャニーズって…書類審査だけでも難しいって聞いたことあるよ…。僕なんかが受かるわけないよ…」
桂一「そんなん分からへんやん!応募するだけでもした方がええって!」
優誠「いやぁ…せめて他のオーディション考えようぜ…?」
聖輝「僕も…ジャニーズはさすがに…」
桂一「あのな、すず。ジャニーズってさ…顔立ちが可愛い奴多いと思わへん?」
聖輝「へっ?」
桂一「かっこいい奴もおるけど、可愛い奴もおる。ジャニーズって可愛い顔の方がウケがええねん!」
優誠「それは小中学生のガキの話やろ?」
桂一「いや、すずと同じくらいの年頃でもかっこいい顔立ちより可愛い顔立ちの方がイケると思う。」
聖輝「そっそうかなぁ…?」
桂一「それにさ、どんなオーディションでも応募せな始まらへんやろ?」
聖輝「そっそうだけど…」
桂一「まずは応募!なっ?」
聖輝「はっはい!」
優誠「…あのさ…ジャニーズに応募するのは分かったけど…それやるのって父ちゃん達の許可いるやろ?」
桂一「あっ…」
聖輝「あっ…」
優誠「んっ?俺…何か変なこと言った…?」
桂一「しまったぁ!!オーディションに応募することしか考えてなかった…」
優誠「はぁ?!アホやろお前!!」
聖輝「ダメだ…お父さん達がそんなの許すわけないよ…」
優誠「あぁ〜残念やねぇ〜これはもう諦めるしかないなぁ〜」
桂一「ニヤニヤしながら言うなや、気色悪い。」
優誠「あっはっはっ!!形勢逆転やな!桂くん!」
桂一「くっそぉ…せっかくすずが決心してくれたのに…」
聖輝「僕、お父さんとお母さんに話してみる!」
優誠「なっ?!」
桂一「よっしゃ!そのいきや!」
僕は今日、2人の親友の前で一大決心をした。