無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

安田「ちょっ！ケンカはあかんって！」


横山「ケンカやない。これはヒナが悪い。」


錦戸「謝れや。村上くん。」


村上「はぁ？！何で俺が謝らなあかんねん！！大体お前な、後輩のくせに馴れ馴れしいねん！！」


聖輝「馴れ馴れしいって…別にあなたに対してやってる訳じゃありません！」


村上「それにな、お前のデビュー曲聞いたけどな、あんなぶりっ子な曲よう歌えるな！」


聖輝「ぶりっ子…！？むっ村上さんなんて歌下手くそなくせに！！」


村上「お前今なんて言うた？」


渋谷「あかん涼野！！気持ち抑えろっ！！」


聖輝「何回でも言いますよ！村上さんは歌が下手くそって言ったんです！！」


丸山「ちょっちょっと！2人ともやめて！！」


村上「お前…！！しばくぞコラァ！！」


聖輝「ふんだ！」


村上「お前みたいなクソガキ…俺は絶対認めへんからなっ！！」


バンッ！！


横山「おっおい！ヒナ！！」


聖輝「僕だって…あんな常識ない人のことなんて…！！」


丸山「涼野くん…」


聖輝「…あっ！ごっごめんなさい！僕…」


錦戸「…お開きにしよか。」


大倉「せやね。信ちゃん帰ってしもたし…」


聖輝「ごっごめんなさい！僕のせいで…」


横山「まっまぁ…お前の言い分も分からんでもないけど…なぁ…？」


渋谷「あれは先輩に対する態度じゃないわな。」


聖輝「はっはい……」


安田「すっ涼野くんも反省してるから…今日は帰ろ？」


丸山「そうやね。」


聖輝「……。」

どうしよう…僕のせいで飲み会めちゃくちゃにしちゃった…

この後、誰も顔の表情を変えることなくたっちょんの家を出た。