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聖輝「何かね…初めて会った時から感じてたんだけど…言葉と感情が一致してないような気がするんだよね…」


光樹「具体的には？」


聖輝「僕に優しい言葉をかけてくれた時に…言葉は優しくても…目が優しくないっていうか…怖いっていうか…」


光樹「あぁ、なるほどな。」


聖輝「僕…見た目が女の子っぽいから…ちょっと何かしただけでもぶりっ子みたいになっちゃって…それが嫌いなのかもしれない…」


光樹「あぁ、それ女同士やったらあるあるやけどな。男同士やったら…どうなんやろね？」


聖輝「分からないけど…少なくとも僕に好意は持ってないと思う。」


光樹「そっか…他のメンバーは？」


聖輝「ほっ他のメンバーは…」


光樹「あぁ、そっか。相葉ちゃんとはチューしたし、翔くんとは彼女と三角関係で気まずいんか。」


聖輝「まっまぁ…」


光樹「あっ、大野くんは？」


聖輝「おっ…大野くんは…ちょっと…」


光樹「ん？どないしたん？」


聖輝「いや…何でか分からないんだけど…苦手なんだよね…大野くん…」


光樹「えっそうなん？」


聖輝「何だろう…他の人とは違うっていうか…うーん…威圧感がすごいんだよね…」


光樹「あんなふわふわしてる人が？」


聖輝「テレビで見るとね、そんな感じに見えるんだけど…実際に会うと…怖い…」


光樹「へぇ…」


聖輝「こっこんなこと言ったらダメなんだけど…大野くんとは…会いたくないんだ…」


光樹「そうなんや…でもさ、ジャニーズ同士で仕事する時もあるから…避けられへんと思うで？」


聖輝「うん…そうなんだけど…」


光樹「大野くんか…聖輝をそんな気持ちにさせてる理由って何やろな…」


聖輝「…何だろうね…」


光樹「…あっ、そろそろ次の講義始まるわ。行こうぜ。」


聖輝「うん…」

どうして大野くんだけダメなんだろう…性格が悪いとか直接何か意地悪された訳でもない。

なのに…どうして…