Everlasting Love
第17章 1+5+7
次の日。
今日は朝から番組収録の仕事が入っていた。
波野「どう?仕事に慣れてきた?」
聖輝「うーん…番組収録がまだ不安で…」
波野「そっか。トークが不安?」
聖輝「そうですね…自分が思ってることをそのまま話せるかどうかが…」
波野「なるほどね。でもこの間の収録ちゃんとトークできていたから大丈夫だよ。」
聖輝「うぅ…緊張が…!」
波野「よし、収録のリハーサルが始まる前に挨拶回り行こっか。」
聖輝「はっはい!」
僕は波野さんと一緒に挨拶回りに行った。
聖輝「失礼しました!」
バタン
波野「涼野くんもそろそろ一人で挨拶回りができるようにならないとね。」
聖輝「はっはい…」
波野「今回はベテランさんが多いから一緒に挨拶したけど…次からは一人で行ける?」
聖輝「はっはい…頑張ります!」
波野さんの言うとおり、今日は芸歴が長いベテランさんが多かった。
今日の収録大丈夫かなぁ…
「はい!収録は以上です!お疲れ様でした!!」
聖輝「お疲れ様でした!」
「お疲れ様。」
聖輝「あっ、お疲れ様です!」
「なかなかよくしゃべれてたよ。」
聖輝「ほっ本当ですか?ありがとうございます!」
「これからも頑張ってね。」
聖輝「はい!お疲れ様でした!」
見た目は怖そうなおじさんなのに…
優しいなぁ…
波野「お疲れ様。」
聖輝「波野さん。お疲れ様です。」
波野「さっきの人ね、滅多に人を褒めないんだよ。」
聖輝「えっそうなんですか?」
波野「うん。やっぱり涼野くんってすごいよ!いろんな人を魅了するんだもん。」
聖輝「みっ魅了?そっそんなことないですよ!」
波野「いや、涼野くんにしかない魅力が他の人にも伝わってるんだよ。」
聖輝「そうなんですか?」
波野「うん。じゃあ楽屋に戻ろっか。」
聖輝「はい。」
僕と波野さんは楽屋に戻った。
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